古伊万里★新伊万里
劇作家・唐沢伊万里の身辺雑記です
閑散期のシーにて…
友人の益子さん(HN。HPのプロフィール欄を参照)とTDSに行ってきました。
益子さんとシーに行くのはちょうど1年前に行ったとき以来2回目です。
去年もそうだったけど、今のシーは絵に描いたような閑散期。
空いてます。
プレビューのときの悪夢がウソのように。
たしかに空いているのはありがたいんですが、あまりに空きすぎていると、それはそれで淋しいものです。
繁忙期にしか行けない人から見たら嫌味にしか聞こえないかもしれませんが、なんとなく「客があまり来ないから」という理由であちこち手を抜かれてるような気がしないでもない。
プロメテウス火山の噴煙もいつもよりしょぼい感じがするし、ストームライダーの水しぶきも前来たときはもっと派手にまき散らされてた気がするんですよね。
「まあ、今日はギャラリー少ないし、こんなもんでいいだろ」みたいな。
最もそれを感じたのは、最後にカプチーノ味のポップコーンを買ったときです。
バケツ入りのポップコーンを選んだところ、「蓋は赤と青、どちらがよろしいですか?」と聞かれ、「青」と答え、蓋をつけてもらい、バケツを受け取り、家に帰ってから食べるつもりで出口の方向へ歩き始めたのですが、なんか変なんですよ。
「…………妙に軽くないか??」
おかしいな、量が少ないのかなと思ってなにげなく蓋を開けてみてびっくり!
中身が……ない!
空っぽなんですよ、空っぽ。
ありえないでしょう。こんなミス。
で、あわてて店に戻り、「中、入ってないんですけど」と訴えたら、売り子のお姉さんも激しく動揺し、平謝りに謝りながら狂ったようにポップコーンを詰めまくり、最後はぎゅうぎゅう目一杯押し込んで蓋を閉めて一言。
「本当に申し訳ありませんでした。気持ち、多めに詰めておきましたから」
いやー、笑いました。
さすがのディズニーの接客マニュアルにも、こういうケースの対処法までは載ってないでしょうね。
しかし、こんなミスも閑散期の気が抜けた時期だからこそ起こるものなのでしょう。
益子さんは、シーは前回が初めてだったのですが、そのとき見逃したものが2つだけありました。
1つは改装中の「インディ・ジョーンズ」で、もうひとつは「シンドバッドの冒険」。
なので、今回はこの2つから入ろうとまずは「インディ〜」に直行したところ、信じられないことにまたまた改装中だというではありませんか。
益子さんはかなりのショックを受け、「毎年この時期には改装をするって決まってるんですか?! 改装をするというのは珍しくないことなんですか? 夕方になるまで待てば動く可能性はあるんですか?」と畳みかけるように係の人を問いつめていましたが、結局私たちは「インディ〜」とはとことん縁が薄いみたいでした。
しかたがないので、「シンドバッド〜」に行くことに。
これは「まあ、ランドの『イッツ・ア・スモール・ワールド』みたいなもんだよ」というコメントをきいていたので、正直、「人形が機械的に動いているような子供向けの人畜無害のアトラクション」を想像していったのですが、実際はかなり印象が違いました。
たしかに「カリブの海賊」のようなリアル感のある人形ではないんですよ。
頭が大きくて、目鼻立ちもマンガチックで、一見かわいらしく見えなくもない。
でも、モチーフが中東というエキゾチックなエリアだということもあって、雰囲気がなんとなーく淫靡な感じなんですよ。
肌を露わにしてくねくねと踊る踊り子とか…。
動きがまた妙に生々しくて。
なまじ、外見がいかにも人形人形しているだけに、そのミスマッチが余計にインパクトあるんですよね。
特にこわかったのが、人魚が出たところ。
なにやらしどけない雰囲気の人魚2体が暗闇に(そこだけなぜか暗かった)ボーッと浮かび上がってくるところがあるんですが、なんか邪悪な感じが漂ってきて「これ、子供に見せちゃいけないんじゃないの?」とか思ってしまいました。
こんなことを感じたのは私たちだけでしょうか?
益子さんとシーに行くのはちょうど1年前に行ったとき以来2回目です。
去年もそうだったけど、今のシーは絵に描いたような閑散期。
空いてます。
プレビューのときの悪夢がウソのように。
たしかに空いているのはありがたいんですが、あまりに空きすぎていると、それはそれで淋しいものです。
繁忙期にしか行けない人から見たら嫌味にしか聞こえないかもしれませんが、なんとなく「客があまり来ないから」という理由であちこち手を抜かれてるような気がしないでもない。
プロメテウス火山の噴煙もいつもよりしょぼい感じがするし、ストームライダーの水しぶきも前来たときはもっと派手にまき散らされてた気がするんですよね。
「まあ、今日はギャラリー少ないし、こんなもんでいいだろ」みたいな。
最もそれを感じたのは、最後にカプチーノ味のポップコーンを買ったときです。
バケツ入りのポップコーンを選んだところ、「蓋は赤と青、どちらがよろしいですか?」と聞かれ、「青」と答え、蓋をつけてもらい、バケツを受け取り、家に帰ってから食べるつもりで出口の方向へ歩き始めたのですが、なんか変なんですよ。
「…………妙に軽くないか??」
おかしいな、量が少ないのかなと思ってなにげなく蓋を開けてみてびっくり!
中身が……ない!
空っぽなんですよ、空っぽ。
ありえないでしょう。こんなミス。
で、あわてて店に戻り、「中、入ってないんですけど」と訴えたら、売り子のお姉さんも激しく動揺し、平謝りに謝りながら狂ったようにポップコーンを詰めまくり、最後はぎゅうぎゅう目一杯押し込んで蓋を閉めて一言。
「本当に申し訳ありませんでした。気持ち、多めに詰めておきましたから」
いやー、笑いました。
さすがのディズニーの接客マニュアルにも、こういうケースの対処法までは載ってないでしょうね。
しかし、こんなミスも閑散期の気が抜けた時期だからこそ起こるものなのでしょう。
益子さんは、シーは前回が初めてだったのですが、そのとき見逃したものが2つだけありました。
1つは改装中の「インディ・ジョーンズ」で、もうひとつは「シンドバッドの冒険」。
なので、今回はこの2つから入ろうとまずは「インディ〜」に直行したところ、信じられないことにまたまた改装中だというではありませんか。
益子さんはかなりのショックを受け、「毎年この時期には改装をするって決まってるんですか?! 改装をするというのは珍しくないことなんですか? 夕方になるまで待てば動く可能性はあるんですか?」と畳みかけるように係の人を問いつめていましたが、結局私たちは「インディ〜」とはとことん縁が薄いみたいでした。
しかたがないので、「シンドバッド〜」に行くことに。
これは「まあ、ランドの『イッツ・ア・スモール・ワールド』みたいなもんだよ」というコメントをきいていたので、正直、「人形が機械的に動いているような子供向けの人畜無害のアトラクション」を想像していったのですが、実際はかなり印象が違いました。
たしかに「カリブの海賊」のようなリアル感のある人形ではないんですよ。
頭が大きくて、目鼻立ちもマンガチックで、一見かわいらしく見えなくもない。
でも、モチーフが中東というエキゾチックなエリアだということもあって、雰囲気がなんとなーく淫靡な感じなんですよ。
肌を露わにしてくねくねと踊る踊り子とか…。
動きがまた妙に生々しくて。
なまじ、外見がいかにも人形人形しているだけに、そのミスマッチが余計にインパクトあるんですよね。
特にこわかったのが、人魚が出たところ。
なにやらしどけない雰囲気の人魚2体が暗闇に(そこだけなぜか暗かった)ボーッと浮かび上がってくるところがあるんですが、なんか邪悪な感じが漂ってきて「これ、子供に見せちゃいけないんじゃないの?」とか思ってしまいました。
こんなことを感じたのは私たちだけでしょうか?
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「RE>PLAY〜一度は観たい不滅の定番」
Webサイトで連載していた演劇評をまとめて出版したものです。
「演劇って、興味なくはないけど何を選んだらいいのかわからなくて」………ビギナーが感じがちなそんな敷居の高さを取り払うために書きました。
数多い名作の中から「再演されたことのある作品」に絞り、 唐沢がお勧めの25本について熱く語りたおします。ビギナーからオタクまで、全種適用OK!
Webサイトで連載していた演劇評をまとめて出版したものです。
「演劇って、興味なくはないけど何を選んだらいいのかわからなくて」………ビギナーが感じがちなそんな敷居の高さを取り払うために書きました。
数多い名作の中から「再演されたことのある作品」に絞り、 唐沢がお勧めの25本について熱く語りたおします。ビギナーからオタクまで、全種適用OK!
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この記事へのコメント
インディお勧め!
「インディ」は私はシーの中で一番好きな乗り物なので、縁が近くなりましたら、是非。インディは3人出てきます。私は「インディ人形」に黄色く呼びかけ、アトラクションの数々に真っ向からリアクションをお披露目して、後ろの乗客の良き笑い者となっておりました。
スピード系は苦手なんですが…
スピード系は苦手なので、あまり積極的ではなかったのですが、乗ったら乗ったで楽しかったです。
私はどちらかというとアップダウンが連続する感じが気持ち悪くてダメなんですけど、「インディ〜」は縦揺れよりも横揺れが多いタイプだったのでまだよかった。
ちなみに最後の撮影時はちゃんと下向かないで良い写真がとれましたか?
インディの写真
私、あれをはじめて見たとき、ちょうどアフガンの時期で、友人と「ビンラディンがいっぱい((><))」と、妙にビビッてしまいました。
だって、あの時期、ディズニーがテロの標的にされたら、すごいインパクト!って言われてたしさ(^^;;;;)
インディは、ものすごい顔して、写真に撮られてしまいました。
私も閑散期に行ったので、ほとんど貸切状態で、写真もさぞやスッキリバッチリ!と、ハリキッてのぞんだものの、被写体が、そりゃもう、世にもビックリな程のブサイクさ。
あまりのブサイクさに、だまって購入することができず、売り子さんに、あえて、「こりゃヒドイですよねぇ」なんて同意を求めつつ(売り子さんも苦笑いでした)買ってきました。
次回は、「キレイに写る」というハードルをググッと下げて「普通に写る」という目標を掲げました(笑)。
ばっちりカメラ目線で
インディ、「きゃーインディー!来ちゃった★」とかふざけていたので、目付きまで見てませんでした、、残念。次回是非!
塾の講師に、心理学の実験でディズニーランドに出かけた人々の話を聞いて以来、(人のリアクションが、どれだけ他人に影響を及ぼすのかのデータ採集で、「マジに怖がる」「派手にリアクションする」などをやっていく)実験でもないのに真似してる邊べビ次でした。
同意してくれて嬉しいな
よかった〜、同意者がいて。「あんなにほのぼのしたアトラクションなのにそんなこと言うなんて根性悪いんじゃないの?」とか非難されたらどうしようと思ってました。引き続き求む>同意者。
>ベビ次さん
目つきが悪いのはインディじゃなくてシンドバッドです!
目つきの悪いインディがいたらそれはそれでおもしろいですが…。
心理学の実験っておもしろそうですね。たとえばどんなデータがあるんですか?
自分が知らないうちに実験台にされたら頭にきそうだけど、結果は聞いてみたい気がする…。