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古伊万里★新伊万里

劇作家・唐沢伊万里の身辺雑記です

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新しい家族へのバースデープレゼント

 弟が結婚することになりました。
 家族が増えるのは、弟が生まれて以来(!)の経験です。
 減る寂しさがどんなにつらいかを実感しているだけに、思いがけずプレゼントをいただいた気分です。
 特に、母を失ったことで「女の家族」がいなくなった私としては、同性の家族が増えるのは本当に嬉しい。

 2人が入籍したのは、彼女の誕生日の9日前のこと。
 家族になって初めて迎える誕生日なので、なにか記念になるプレゼントを贈りたいなと考えていたのですが、そのときふと頭に浮かんだのが、以前友人のみかんちゃんから公演祝いにとプレゼントされたアクセサリーでした。

 彼女の友人が作ったという天然石のロングネックレスは、とても素敵でなおかつ使い勝手がよく、以来愛用していたのですが、義妹のためにこの方にアクセサリーを作っていただいたら喜んでもらえるのではないか。
 そう考え、さっそくみかんちゃんに頼んで、その方を紹介してもらいました。

 彼女のお名前は杉谷倫子さん。
 メールで連絡をとり、事情を話したところ、喜んで作ってくださるとのこと。
 何回かイメージを伝えるやりとりをした結果、こんなアクセサリーが完成しました。



 義妹は牡羊座。牡羊座の守護星は火星なので、火に関係する赤い色が運気を押し上げてくれると聞き、「赤い石」を基調にしたマルチカラーのミディアムネックレスを作ってもらいました。
 使われている石は、ルビー、ローズクォーツ、モルガナイト、淡水パール、アメジスト、水晶。
 手作りなので、一粒一粒の大きさやカッティングが異なっていて、まるで「石が奏でるハーモニー」が聴こえて来るようです。

 やりとりをしているうちに自分の分も欲しくなり、「同じようなタイプで色違いのネックレスをもうひとつ作ってほしい」と追加オーダー。
 それがこれです。



 私は乙女座で誕生石がサファイアなので、こちらはブルー系でまとめてもらいました。
 使われている石は、サファイア、アクアマリン、カヤナイト、アメジスト、水晶です。

 どちらもすごく素敵な仕上がりで大満足でした。
 義妹のネックレスは若々しく華やいだ感じだし、私のネックレスはエレガント&クールな感じ。
 宝石にはまったく興味がなく、アクセサリーもほとんど持っていないのですが、天然石がこんなにきれいだなんて初めて知りました。

 このネックレスの他に、誕生日石(月ではなく日なので毎日違う)であるホワイトトパーズをペンダントトップにあしらったネックレスも作りました。
 チェーンがハート型になっているのがかわいいです。



 じつは、私、義妹の誕生日を一日遅い日だと勘違いしていて、その日だと誕生日石が「ラウンドパール」なので、最初はそっちで頼んでいたのですが、途中で間違いに気づき、あわててホワイトトパーズに変更。
 内容が変わったうえ、納期も一日早くなってしまい、杉谷さんにはすっかりご迷惑をおかけしてしまいましたm(_ _)m

 なにぶん、まだ知り合ったばかりなので、義妹のアクセサリーの趣味もよくわからず、気に入ってもらえるかどうか心配だったのですが、お陰さまでとても喜んでくれてホッとしました。
 杉谷さんも、会ったことのない人のためにオリジナルのアクセサリーを作るのは難しかったと思うのですが、「たしかに難しいけれど、贈り主と贈られた人と両方に喜んでもらえると、こちらの喜びも二倍になるので…」と言っていただき、杉谷さんにお願いしてよかったなとあらためて思いました。

 おりしも、ついこの間、溝の口で展示会がおこなわれると伺い、みかんちゃんもまじえて3人で行ってきたんですが、杉谷さんの作ったアクセサリーをつけた人たちが大勢いらしてて(私たちももちろんつけていきました)、新作がとぶように売れていました。
 どのアクセサリーも主張しすぎないのに細部までセンスの良さがゆきとどいていて、見ていると次々にほしくなってしまいます。

 展示されているのはサンプルで、気に入ったものの番号を言うとスタッフの方たちが注文シートに記入してくれるのですが、「これも」「やっぱりあれも」「あ、それもいいね〜」とやばいくらいどんどん点数が増えていき(笑)、二枚目に突入しそうになったので理性でストップしました。

 義妹も「お義姉さん、どうしましょう。これもいい〜!!」と連呼してすっかり興奮状態。
 支払いは郵送後なので、合計いくらになったのか今もよくわかってません(^_^;)
 普段、アクセサリーなんてまず買うことないんだけどなー。

 おもしろかったのは、「これいいね」とアクセサリーを手に取る「好み」のようなものが明らかに年代で分かれること。
 私と同級生のみかんちゃんが手を伸ばすものはなんとなく似てるんですが、義妹が手にとるものはやっぱり「若いな〜」という感じのもの。
 当然といえば当然なんですが、昔母と買い物に行ったときにことごとく好みが違って「なんでそんな地味くさいのを選ぶの!」と怒られたことを思いだしました。

 若いときに選ぶのは「シンプルなもの」「華奢なもの」「あまり目立ちすぎないもの」が多いのですが、年をとればとるほどその逆の方向にいくんですよね。
 私も若いときは「なんでオバサンってみんなジャラジャラした大げさなアクセサリーが好きなんだろう」と理解できなかったんだけど、気がつけば義妹の選ぶアクセサリーを見て「若い人にはいいけど、ちょっと控えめすぎて寂しいかな」と感じてたりする(笑)。

 やっぱり自然に自分に似合うものを選ぶようになるんですよね、アクセサリーって。
 年とともに過剰な装飾を求めるようになるのは、まあ「容色に自信がなくなっていくから」というのもあるけど、それ以外でもなにかしら「アクセサリーで埋めたい(補いたい)もの」が出てくるからなんだろうな。
 若いときは自分のマイナスを意識しないから、アクセサリーにそんな役割を求めないけど、年をとるとマイナスとのつきあい方のひとつとしてアクセサリーを選ぶようになるのかもしれません。

 正直、若い子のつけるアクセサリーはもう自分には似合わないと思うけど、でもさすがに母世代の気に入るアクセサリーもちょっと違うなと思う自分がいて、そういう意味では杉谷さんの作るアクセサリーってアラフィフ(around50)世代にちょうどしっくりくるデザインなんですよね。
 アクセサリーを買っていた方々の年代もわりとそのへんが多くて、さらに杉谷さんのアクセサリーをつけると皆さん輝いて見えるのが印象的でした。

 展示会の会場はマンションの一室だったのですが、自然の残る避暑地のようなエリアで、帰りのランチやお茶にいたるまで、豊かな気分で一日を過ごすことができました。




 新しいアクセサリーが届く日が今から待ち遠しいです。
 杉谷さんのアクセサリーに興味のある方は、こちらのサイトをご覧ください。
 すてきなアクセサリーの画像がいっぱい見られますよ〜。

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プロフィール

HN:
伊万里
性別:
女性
職業:
劇作家・ライター
趣味:
旅行 骨董 庭仕事

著作



「RE>PLAY〜一度は観たい不滅の定番」

Webサイトで連載していた演劇評をまとめて出版したものです。
「演劇って、興味なくはないけど何を選んだらいいのかわからなくて」………ビギナーが感じがちなそんな敷居の高さを取り払うために書きました。
数多い名作の中から「再演されたことのある作品」に絞り、 唐沢がお勧めの25本について熱く語りたおします。ビギナーからオタクまで、全種適用OK!

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