古伊万里★新伊万里
劇作家・唐沢伊万里の身辺雑記です
箱根は春爛漫!
- 2008/04/27 (Sun)
- 旅行・レジャー |
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体調が悪いなか、1泊2日で箱根の温泉に行ってまいりました。
箱根は2年ぶりです。
というのも、昨年は一年間、南西方位が「暗剣殺」で使えなかったので。
「行けない」と思うと行きたくなるもので、去年は何回も「箱根行きたい」「富士山見たい」という衝動にかられましたがぐっと我慢。
その代わりに吉方位となる北方位の鬼怒川にせっせと通いました(せっせと行っても2回だけだけどね)。
今年は逆に北方位が「暗剣殺」になり、南西が行けるように…。
というわけで、ようやくおまちかねの箱根に足を運んできました。
このところ、雨がふったりやんだりの悪天候が続いていましたが、箱根に行った2日間だけは奇跡的にお天気に恵まれました。
2日目の朝にはホテルから富士山も見えて大満足。
ただ、意外だったのは、平日なのに予想した以上に観光客が多かったこと。
宿泊したホテルもほぼ満室状態だったようですし、温泉の露天もいつ入りにいっても大入り満員でした。
観光スポットもどこへ行ってもそこそこ混んでたんですが、今回はやけに外国人観光客が目につきましたね〜。
特に中国人(台湾人かもしれないけど)。
中国語、かなりやかましいんで、聞いてるだけでへとへとになりました。
以下、まわった観光スポットです。
まず、1日目は強羅でお昼を食べてから「湿生花園」へ。
私はここ初めてです。来たのかもしれないけど少なくとも記憶にないくらい昔だと思います。
いや〜、気持ちよかったわ〜。
もし数ヶ月前だったら、「ふーーーーん」で終わったと思うけど、うちは今未曾有の「植物フィーバー」を迎えているので、こんなに植物がいっぱいあるだけで鼻血が出そうでした。
最近、自分ちの庭を造って、ちょっとばかし植物の名前を覚えたものだから、知ってる名前の植物を見つけると嬉しくてしょうがないんですよ。
今、一番かっこいいなーと思うのは「植物の名前をたくさん知ってる人」。
大人として、「植物の名前がわかる人」になりたいというのが目下の目標です。
「わーい、きれいなお花〜!」
だけだとなんかおバカっぽいけど、
「ああ、エニシダがもう咲いてるんだ。きれいだね」
というように具体名がさらっと出たらメチャメチャかっこいいじゃないですか。
まあエニシダは簡単すぎるけど、もっと舌かみそうな名前の植物とかね。
さらっと言ってみたいよね。
てことで、園芸店の店員のオヤジのウンチクをきくだけで、そこらのイケメンよりかっこよく見えてしまうこのごろです。
園内に本格的に花が咲き始めるのは5月以降とのことでしたが、今でもけっこういろいろな花が咲き始めていました。
園内に置かれたノートに「花が咲いてなかった。花のない時期は入園料を無料にしてほしい」という来場者のコメントがあって、笑ってしまいました。
気持ちはわからないではないけど、維持費なんだから払ってあげてね。
本当ならミズバショウの見頃でしたが、今年は咲き始めが早かったようで、ほとんど終わりかけていました。
やっと見つけた生き残りがコレ。
こちらは山吹。
山吹、レンギョウ、ユキヤナギあたりは今が最盛期。
それに桜(箱根はソメイヨシノよりもマメザクラが多い)、ハナモモもけっこうまだ咲いてます。
あと、名前わかんないんだけどツツジの一種のような花木。いわゆる庭によくある低木のツツジじゃなくて文字通り「木」なんですけど、すごくいっぱい咲いてました。
「湿生花園」の次は「ポーラ美術館」へ。
箱根にはたくさんの美術館がありますが、ここはどちらかというと「テーマを絞った」というよりは「近代以降の代表的な作家の絵画をまんべんなく網羅した」という感じの美術館。
それぞれの作家の絵は数点ずつしか出ていないけど、収蔵している作家の数はかなり多いほうだと思います。
それも遠くから見ても一目で「あ、××だ」とわかるようなメジャーな作家ばかりなので、ビギナーでも充分堪能できます。
内容はよかったんですが、ただひとつ不満だったのは照明の暗さ。
絵を傷めないようにという理由はわかりますが、もうちょっとなんとかなんないのかなあ。
ヨーロッパの美術館はけっこう自然光をとりいれた状態で鑑賞できるところが多いけど、日本の美術館って窓がなくてピンスポあてるタイプの展示方法が多いので、ますます光量に神経質になるんでしょうね。
照明の技術もいろいろ進化していると思うので、絵を傷めずに明るくできる美術館用の照明って開発できないものでしょうか。
まあ、百歩譲って絵は暗くてもしかたないにしても、説明のプレートに当たる光まで暗すぎるのには閉口しました。読みにくいったらありゃしない。
美術館の方はぜひご一考のほどを。
とここまで書いてからポーラ美術館のサイトに行ったら「展示室照明は美術作品が最大限美しく鑑賞できるよう、最新の光ファイバー照明を採用」とありました。
うーーーん。最新でもこんなものなのか。ちょっとがっかり。
天井から緑と光が注ぎこむ吹き抜けのロビー(森の生態系を壊さないよう、建物のほとんどの部分が地下に造られている)は空間の広がり方に工夫があってとても洗練されていました。
2日目にまわったスポットについてはまた次回。
箱根は2年ぶりです。
というのも、昨年は一年間、南西方位が「暗剣殺」で使えなかったので。
「行けない」と思うと行きたくなるもので、去年は何回も「箱根行きたい」「富士山見たい」という衝動にかられましたがぐっと我慢。
その代わりに吉方位となる北方位の鬼怒川にせっせと通いました(せっせと行っても2回だけだけどね)。
今年は逆に北方位が「暗剣殺」になり、南西が行けるように…。
というわけで、ようやくおまちかねの箱根に足を運んできました。
このところ、雨がふったりやんだりの悪天候が続いていましたが、箱根に行った2日間だけは奇跡的にお天気に恵まれました。
2日目の朝にはホテルから富士山も見えて大満足。
ただ、意外だったのは、平日なのに予想した以上に観光客が多かったこと。
宿泊したホテルもほぼ満室状態だったようですし、温泉の露天もいつ入りにいっても大入り満員でした。
観光スポットもどこへ行ってもそこそこ混んでたんですが、今回はやけに外国人観光客が目につきましたね〜。
特に中国人(台湾人かもしれないけど)。
中国語、かなりやかましいんで、聞いてるだけでへとへとになりました。
以下、まわった観光スポットです。
まず、1日目は強羅でお昼を食べてから「湿生花園」へ。
私はここ初めてです。来たのかもしれないけど少なくとも記憶にないくらい昔だと思います。
いや〜、気持ちよかったわ〜。
もし数ヶ月前だったら、「ふーーーーん」で終わったと思うけど、うちは今未曾有の「植物フィーバー」を迎えているので、こんなに植物がいっぱいあるだけで鼻血が出そうでした。
最近、自分ちの庭を造って、ちょっとばかし植物の名前を覚えたものだから、知ってる名前の植物を見つけると嬉しくてしょうがないんですよ。
今、一番かっこいいなーと思うのは「植物の名前をたくさん知ってる人」。
大人として、「植物の名前がわかる人」になりたいというのが目下の目標です。
「わーい、きれいなお花〜!」
だけだとなんかおバカっぽいけど、
「ああ、エニシダがもう咲いてるんだ。きれいだね」
というように具体名がさらっと出たらメチャメチャかっこいいじゃないですか。
まあエニシダは簡単すぎるけど、もっと舌かみそうな名前の植物とかね。
さらっと言ってみたいよね。
てことで、園芸店の店員のオヤジのウンチクをきくだけで、そこらのイケメンよりかっこよく見えてしまうこのごろです。
園内に本格的に花が咲き始めるのは5月以降とのことでしたが、今でもけっこういろいろな花が咲き始めていました。
園内に置かれたノートに「花が咲いてなかった。花のない時期は入園料を無料にしてほしい」という来場者のコメントがあって、笑ってしまいました。
気持ちはわからないではないけど、維持費なんだから払ってあげてね。
本当ならミズバショウの見頃でしたが、今年は咲き始めが早かったようで、ほとんど終わりかけていました。
やっと見つけた生き残りがコレ。
こちらは山吹。
山吹、レンギョウ、ユキヤナギあたりは今が最盛期。
それに桜(箱根はソメイヨシノよりもマメザクラが多い)、ハナモモもけっこうまだ咲いてます。
あと、名前わかんないんだけどツツジの一種のような花木。いわゆる庭によくある低木のツツジじゃなくて文字通り「木」なんですけど、すごくいっぱい咲いてました。
「湿生花園」の次は「ポーラ美術館」へ。
箱根にはたくさんの美術館がありますが、ここはどちらかというと「テーマを絞った」というよりは「近代以降の代表的な作家の絵画をまんべんなく網羅した」という感じの美術館。
それぞれの作家の絵は数点ずつしか出ていないけど、収蔵している作家の数はかなり多いほうだと思います。
それも遠くから見ても一目で「あ、××だ」とわかるようなメジャーな作家ばかりなので、ビギナーでも充分堪能できます。
内容はよかったんですが、ただひとつ不満だったのは照明の暗さ。
絵を傷めないようにという理由はわかりますが、もうちょっとなんとかなんないのかなあ。
ヨーロッパの美術館はけっこう自然光をとりいれた状態で鑑賞できるところが多いけど、日本の美術館って窓がなくてピンスポあてるタイプの展示方法が多いので、ますます光量に神経質になるんでしょうね。
照明の技術もいろいろ進化していると思うので、絵を傷めずに明るくできる美術館用の照明って開発できないものでしょうか。
まあ、百歩譲って絵は暗くてもしかたないにしても、説明のプレートに当たる光まで暗すぎるのには閉口しました。読みにくいったらありゃしない。
美術館の方はぜひご一考のほどを。
とここまで書いてからポーラ美術館のサイトに行ったら「展示室照明は美術作品が最大限美しく鑑賞できるよう、最新の光ファイバー照明を採用」とありました。
うーーーん。最新でもこんなものなのか。ちょっとがっかり。
天井から緑と光が注ぎこむ吹き抜けのロビー(森の生態系を壊さないよう、建物のほとんどの部分が地下に造られている)は空間の広がり方に工夫があってとても洗練されていました。
2日目にまわったスポットについてはまた次回。
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「RE>PLAY〜一度は観たい不滅の定番」
Webサイトで連載していた演劇評をまとめて出版したものです。
「演劇って、興味なくはないけど何を選んだらいいのかわからなくて」………ビギナーが感じがちなそんな敷居の高さを取り払うために書きました。
数多い名作の中から「再演されたことのある作品」に絞り、 唐沢がお勧めの25本について熱く語りたおします。ビギナーからオタクまで、全種適用OK!
Webサイトで連載していた演劇評をまとめて出版したものです。
「演劇って、興味なくはないけど何を選んだらいいのかわからなくて」………ビギナーが感じがちなそんな敷居の高さを取り払うために書きました。
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