古伊万里★新伊万里
劇作家・唐沢伊万里の身辺雑記です
ババアはおまえだ!
- 2008/04/30 (Wed)
- 医療・健康 |
- TB() |
- Edit |
- ▲Top
今日は春というより、初夏の気候でしたね。
まずは恒例の借景シリーズから。
♪ジャスミンティーは〜
の「ジャスミン」の花がお隣の庭との間で咲いています。
そばを通るとすごくいい匂いです。
さて。箱根レポートの途中ですが今日はべつの話題を…。
最近、私は体調不良続きです。
最初は1月末頃だったでしょうか。
右目が重痛い感じがして、病院に行ったら「結膜炎」と言われて抗生剤の目薬をもらいました。
コンタクトをはずし、目薬を数日つけたら結膜炎は治ったんですが、なぜか充血だけがずっと残り、消炎剤をつけると治り、やめるとまた出るという繰り返しでそれが1ヶ月くらい残りました。
そのあとは雨が多くなったせいか、今度はもとからリンパ浮腫のある腕のむくみと冷えが悪化し、体重が激増。右膝が「階段を上るとき」「座った姿勢から立つとき」に悲鳴をあげるほど痛くなり、家の中でも足をひきずって歩くような状態に。
これについては毎週行っている鍼灸治療で改善したのですが、今度は久しぶりにぜんそく気味に。
これまた病院で薬をもらってほぼ改善したんですが、安心したのもつかの間、さらに思わぬ災難に見舞われました。
一昨日の出来事です。
その日は夜から約束があり、身支度を整えた私は2階の自分の部屋から1階の玄関に向かって、2階にいる母と軽いやりとりをかわしながら、ごくフツーにトントンと降りていきました。
そのときです。
足が滑って尻餅をつき、「いったぁ〜!」と思う間もなくダダダダッと一番下までお尻で落下していきました。
ダダダダッというとものすごく早そうですが、2階から目撃していた母の証言によると「ものすごくゆっくりと丁寧に一段ずつ落ちていった」とのこと。
うるせえよ。どうせ重いからだよ。
自分でもなんでこんなにゆっくり落ちていくんだと思いましたよ。
で「なんであんなにゆっくり落ちていったのに途中で止まらなかったんだ」とも言われましたが、こっちだって好きで落ちてるわけじゃないっすよ。
原因のひとつには、はいていたパンツの素材がかたくて伸縮性がないデニム生地だったため、すべりやすかったことがあります。
いったんすべるとそう簡単にはとまってくれません。
伸び縮みしない生地のパンツは足も曲がりにくいから転倒したときに怪我しやすいと聞いたことがありましたが、そんなのはババアの話だと思っていました。
落下しながら「す・ま・な・か・っ・た・わ・た・し・が・バ・バ・ア・だ・よぉ〜!!!」という反省の言葉がフラッシュバックしましたが、時すでに遅し。自分の意志とは関係なく、お尻運転は規則正しく最後まで続きました。
不幸中の幸いは、下から5段目くらいの位置からの落下だったことでしょうか。
落ちきったあとはしばらく動けませんでした。
とにかく「痛い」という悲鳴しか出てこない。
どこがってもう全部です。
しばらくはどこをどう打ったのかもわからないくらいすべてが痛かった。
母は下まで降りてきて私を起こそうとしましたが、あまりの痛さに「よけいなことするんじゃねえ。触るな、失せろ」と言いたい気分でした。
数分後、ようやく息が普通にできるようになったところで、近くのベッドルームに移動して横になりましたが、痛みをこらえるのって限界越えると吐き気がしてくるんですね。
とにかくこれから会う人々にキャンセルの連絡をしなければ…と仰向けになったまま手探りで携帯を引っぱり出し、メールを打ちました。
急にキャンセルされた皆様、私のせいで延期にしてしまい、本当に申し訳ありませんでした。
昨日は祝日だったため、病院に行くことができませんでしたが、今朝、近所の病院の整形外科に行ってきました。
一応レントゲン撮ってもらおうと思って。
結果は「尾骨の形は個人差があるんで診断が微妙。でも見た感じでは8割方骨折はしていないと思います。打撲による捻挫でしょう」とのこと。
時間がたつにつれ、どの部分が痛いのかが明確になってきたんですが、打ったのはどうやら尾骨(お尻の先の部分)のみで、その他、かばおうとして左腕をねじったのと、首の後ろに衝撃を受けたらしい。動かすと痛むのはおもにその3カ所です。
整形に行ったところで、結局処方は「湿布と鎮痛剤」のみで、あとは自然治癒を待つしかないってことはわかってるんですけどね。
とりあえず骨折してないことがわかったので安心しました。
今のところ、鎮痛剤を飲めばなんとか痛みは我慢できるし(きれるととたんに痛くなるけど)、立って歩く分には支障がないし、安静にしている必要はないと言われているので、痛くならない範囲で体は動かしてます。
自然治癒となると医者のほうもとたんに熱意が感じられなくなり、「完治するまでけっこうかかると思いますが、時間がたてばよくなりますので」の一言でおしまい。
あとはスタバでコーヒー注文するみたいに二択の連続。
「湿布がいいですか、軟膏がいいですか?」
「えー、効き目は同じなんですか」
「同じです」
「んー、じゃあ湿布のほうで」
「匂いのする湿布と匂いのない湿布とどっちがいいですか?」
「……………ないほうで」
って、匂いのあるほうを選ぶ人がいるんかい!!
あの匂いがしないと効いてる感じがしなくて信用できないとか。
うん。いるかもしれないな。
今回、階段から落ちて「なーんかこの話ってきいたことあるなー」と思ったんですが、思い出しました。
フランソワさんのブログに「階段から落ちた話」が載ってたんでした。
そのときは他人事だったんで「ふーん、痛そうだなー」で終わってたんですが、今あらためて読み返してみたら、今度は文章がいちいち肌で実感できてとても生々しかったです。「そうそう、そうなんだよ。痛いときは話しかけられても口きけないんだよ」「そうそう、時間がたたないとどこが痛いのかはっきりしないんだよ」と思わず読みながら叫んじゃいました。
フランソワさんは私よりもさらに広範囲の部位を駆使して長距離(?)を走ったようなので、痛さも倍増だったでしょうね。
あらためてご愁傷様でした。
しかし、階段から落ちた人ってけっこういるんですねー。
そして打撲はけっこう侮れないらしい。
表面上は治癒しても絶対にどこかに影響は残ると鍼灸師に言われましたから。
皆さんも気をつけましょう。
明日のババアはあなたかもしれない!
まずは恒例の借景シリーズから。
♪ジャスミンティーは〜
の「ジャスミン」の花がお隣の庭との間で咲いています。
そばを通るとすごくいい匂いです。
さて。箱根レポートの途中ですが今日はべつの話題を…。
最近、私は体調不良続きです。
最初は1月末頃だったでしょうか。
右目が重痛い感じがして、病院に行ったら「結膜炎」と言われて抗生剤の目薬をもらいました。
コンタクトをはずし、目薬を数日つけたら結膜炎は治ったんですが、なぜか充血だけがずっと残り、消炎剤をつけると治り、やめるとまた出るという繰り返しでそれが1ヶ月くらい残りました。
そのあとは雨が多くなったせいか、今度はもとからリンパ浮腫のある腕のむくみと冷えが悪化し、体重が激増。右膝が「階段を上るとき」「座った姿勢から立つとき」に悲鳴をあげるほど痛くなり、家の中でも足をひきずって歩くような状態に。
これについては毎週行っている鍼灸治療で改善したのですが、今度は久しぶりにぜんそく気味に。
これまた病院で薬をもらってほぼ改善したんですが、安心したのもつかの間、さらに思わぬ災難に見舞われました。
一昨日の出来事です。
その日は夜から約束があり、身支度を整えた私は2階の自分の部屋から1階の玄関に向かって、2階にいる母と軽いやりとりをかわしながら、ごくフツーにトントンと降りていきました。
そのときです。
足が滑って尻餅をつき、「いったぁ〜!」と思う間もなくダダダダッと一番下までお尻で落下していきました。
ダダダダッというとものすごく早そうですが、2階から目撃していた母の証言によると「ものすごくゆっくりと丁寧に一段ずつ落ちていった」とのこと。
うるせえよ。どうせ重いからだよ。
自分でもなんでこんなにゆっくり落ちていくんだと思いましたよ。
で「なんであんなにゆっくり落ちていったのに途中で止まらなかったんだ」とも言われましたが、こっちだって好きで落ちてるわけじゃないっすよ。
原因のひとつには、はいていたパンツの素材がかたくて伸縮性がないデニム生地だったため、すべりやすかったことがあります。
いったんすべるとそう簡単にはとまってくれません。
伸び縮みしない生地のパンツは足も曲がりにくいから転倒したときに怪我しやすいと聞いたことがありましたが、そんなのはババアの話だと思っていました。
落下しながら「す・ま・な・か・っ・た・わ・た・し・が・バ・バ・ア・だ・よぉ〜!!!」という反省の言葉がフラッシュバックしましたが、時すでに遅し。自分の意志とは関係なく、お尻運転は規則正しく最後まで続きました。
不幸中の幸いは、下から5段目くらいの位置からの落下だったことでしょうか。
落ちきったあとはしばらく動けませんでした。
とにかく「痛い」という悲鳴しか出てこない。
どこがってもう全部です。
しばらくはどこをどう打ったのかもわからないくらいすべてが痛かった。
母は下まで降りてきて私を起こそうとしましたが、あまりの痛さに「よけいなことするんじゃねえ。触るな、失せろ」と言いたい気分でした。
数分後、ようやく息が普通にできるようになったところで、近くのベッドルームに移動して横になりましたが、痛みをこらえるのって限界越えると吐き気がしてくるんですね。
とにかくこれから会う人々にキャンセルの連絡をしなければ…と仰向けになったまま手探りで携帯を引っぱり出し、メールを打ちました。
急にキャンセルされた皆様、私のせいで延期にしてしまい、本当に申し訳ありませんでした。
昨日は祝日だったため、病院に行くことができませんでしたが、今朝、近所の病院の整形外科に行ってきました。
一応レントゲン撮ってもらおうと思って。
結果は「尾骨の形は個人差があるんで診断が微妙。でも見た感じでは8割方骨折はしていないと思います。打撲による捻挫でしょう」とのこと。
時間がたつにつれ、どの部分が痛いのかが明確になってきたんですが、打ったのはどうやら尾骨(お尻の先の部分)のみで、その他、かばおうとして左腕をねじったのと、首の後ろに衝撃を受けたらしい。動かすと痛むのはおもにその3カ所です。
整形に行ったところで、結局処方は「湿布と鎮痛剤」のみで、あとは自然治癒を待つしかないってことはわかってるんですけどね。
とりあえず骨折してないことがわかったので安心しました。
今のところ、鎮痛剤を飲めばなんとか痛みは我慢できるし(きれるととたんに痛くなるけど)、立って歩く分には支障がないし、安静にしている必要はないと言われているので、痛くならない範囲で体は動かしてます。
自然治癒となると医者のほうもとたんに熱意が感じられなくなり、「完治するまでけっこうかかると思いますが、時間がたてばよくなりますので」の一言でおしまい。
あとはスタバでコーヒー注文するみたいに二択の連続。
「湿布がいいですか、軟膏がいいですか?」
「えー、効き目は同じなんですか」
「同じです」
「んー、じゃあ湿布のほうで」
「匂いのする湿布と匂いのない湿布とどっちがいいですか?」
「……………ないほうで」
って、匂いのあるほうを選ぶ人がいるんかい!!
あの匂いがしないと効いてる感じがしなくて信用できないとか。
うん。いるかもしれないな。
今回、階段から落ちて「なーんかこの話ってきいたことあるなー」と思ったんですが、思い出しました。
フランソワさんのブログに「階段から落ちた話」が載ってたんでした。
そのときは他人事だったんで「ふーん、痛そうだなー」で終わってたんですが、今あらためて読み返してみたら、今度は文章がいちいち肌で実感できてとても生々しかったです。「そうそう、そうなんだよ。痛いときは話しかけられても口きけないんだよ」「そうそう、時間がたたないとどこが痛いのかはっきりしないんだよ」と思わず読みながら叫んじゃいました。
フランソワさんは私よりもさらに広範囲の部位を駆使して長距離(?)を走ったようなので、痛さも倍増だったでしょうね。
あらためてご愁傷様でした。
しかし、階段から落ちた人ってけっこういるんですねー。
そして打撲はけっこう侮れないらしい。
表面上は治癒しても絶対にどこかに影響は残ると鍼灸師に言われましたから。
皆さんも気をつけましょう。
明日のババアはあなたかもしれない!
PR
この記事へのトラックバック
トラックバックURL
- << 左寄りの絵馬
- | HOME |
- 箱根は春爛漫! >>
カウンタ
カレンダー
プロフィール
最新記事
(02/28)
(11/19)
(08/28)
(07/23)
(02/03)
最新コメント
(04/23)
(08/29)
(08/28)
(08/28)
(07/24)
(07/24)
(07/24)
(07/24)
(05/27)
(05/26)
カテゴリー
著作
「RE>PLAY〜一度は観たい不滅の定番」
Webサイトで連載していた演劇評をまとめて出版したものです。
「演劇って、興味なくはないけど何を選んだらいいのかわからなくて」………ビギナーが感じがちなそんな敷居の高さを取り払うために書きました。
数多い名作の中から「再演されたことのある作品」に絞り、 唐沢がお勧めの25本について熱く語りたおします。ビギナーからオタクまで、全種適用OK!
Webサイトで連載していた演劇評をまとめて出版したものです。
「演劇って、興味なくはないけど何を選んだらいいのかわからなくて」………ビギナーが感じがちなそんな敷居の高さを取り払うために書きました。
数多い名作の中から「再演されたことのある作品」に絞り、 唐沢がお勧めの25本について熱く語りたおします。ビギナーからオタクまで、全種適用OK!
最古記事
(01/01)
(01/01)
(01/02)
(01/03)
(01/05)