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古伊万里★新伊万里

劇作家・唐沢伊万里の身辺雑記です

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皇居東御苑ウォッチング

 寒かったり、暑かったり、春らしく不順な気候が続いていますが、いろいろな花が一斉に咲き始めるとそれだけでなんだかウキウキしてきますね。
 新しい家に移ってから急に「花と緑」関係に興味を持ちだした私は、晩秋くらいから観葉植物を育て始めましたが、冬の間はさすがに動きがなかったものの、最近は新芽がボコボコ出てきました。
 新芽っていいですね〜。観察しているだけで癒されます。
 さらに、同じ頃にベランダのコンテナに植えた球根も花を咲かせました。



 やっぱり春はクロッカスですね!
 最初に花が開いたのを見たときには月並みですけどすんごい嬉しかったですよ。なんか冬の間はとても咲くような気がしなかったんで。
 やっぱ時期がくればちゃんと咲くんだ、花って。と当たり前のことに感動したりしました。
 が!
 同じ時期にクロッカスの後ろに植えた水仙が全然咲かない。
 葉っぱはかなり早い時期から出てるんですが、そこから先がとまっちゃっててどうにもこうにも動かないんですよ。
 同時に楽しめると思ったのに、これじゃクロッカスが終わっちゃうじゃん!
 レミゼ貧乏さんに話したら、「うーん、なんか壁にぶちあたってるんだろうねぇ」としみじみ言われました。
 いったいなにが起こったんだ、水仙!
 人生山あり、谷あり。固まりたくなるような日もあるだろうが、早く壁を乗り越えて咲いてくれ!

 というわけで、続きの「皇居散策編」にいきたいと思います。
 その前に、ランチの内容をご紹介。
 お昼はちょっと早いけど11時にとりました。場所は、丸ビル内のベトナムフレンチのお店。ご存じの通り、お昼時の丸ビルは大変混み合うので、早めにランチタイムにするほうが無難だろうと思い、午前中のバスツアーは11時前に終了するようにプランニングしたのです。
 店内の雰囲気はコロニアル風で落ち着いた内装。東京駅に面したカウンター席で食するベトナムフレンチは大変美味でした。
 生春巻き好きの私は、特に前菜の生春巻き3点盛りにうっとりでした。
 これに肉料理か魚料理、フォー、デザート、ロータスティーがついて2500円也。

 

 
 1時頃、満腹になったところで、「皇居散策」に向かいました。
 皇居は、いくつか一般公開されている区域がありますが、今回訪れたのは「東御苑」(←クリックすると園内見取り図にとびます)。
 今回は、東側の大手門よりスタートし、北側の北詰橋門でゴールするコースをとりました。
 下の写真は、大手門と、大手門前から見た桔梗濠の写真(東京タワーがうっすらと見えます)。

 


 入口で札をもらって中へ。
 おお……緑が多い!
 季節が季節なので、落葉樹はほとんど丸裸でしたが、それでも東京のど真ん中にこんなに緑が多く残っているのかと驚きました。
 東御苑はさながら「リアル植物図鑑」です。
 その季節に咲く代表的な植物はだいたい揃ってるという感じ。
 あらかじめ、ネット上で「今、咲いている植物」の一覧をプリントしてきたので、それを見ながら植物をチェック。
 まず、注目したのは、近日中にうちの裏庭に植えようと思っている「アセビ」と「沈丁花」です。
 沈丁花は1カ所しか咲いてませんでしたが(それもピンクのみ)、アセビはかなりあちこちに咲いていました。
 沈丁花はわりとどこででもみかけるのでどんな花かわかってるのですが、アセビはあまりなじみがなかったので、この機会にじっくり観察しました。
 なかなかかわいいです。
 特にピンクがすごくかわいい!
 逆に、沈丁花はピンクよりも白のほうがすっきりしててきれいな気がするので、白沈丁花とピンクアセビのコンビもいいかもしれないなあ。
 でもアセビは「馬が食べると苦しむ」と言われるように、有毒植物で、草食獣は絶対に食べないらしい。かわいい顔してけっこうこわいです。



 


 ひき続き、早春の花々をお楽しみください。
 上段左はカンザクラ。右はウメ。
 中段はヒュウガミズキ。
 下段左はクサボケ。右はミツマタです。

 




 


 ミツマタは紙の原料になる花で、紙幣に使われていることは有名です。
 名前の由来は文字通り枝が3つに分かれているから。
 他にはキブシとか、コブシとかが満開でした。

 しばらく行くと、ニノ丸庭園と呼ばれるエリアに出ました。
 ここでは池を中心として、椿や水仙などが咲いていました。
 水仙、こんなに咲いてんじゃん!
 くやし〜〜!



 ふと見ると、そばに沼が干上がったような場所があり、そのあちらこちらに「これから咲くつもりですけどなにか?」といった風情の「芽」が出ていました。
 そこにたっている札の名前がおもしろい。なんというか風流なんですよ。
 「葵の上」「古希の色」「剣の舞」「江戸自慢」などなど、何十という数の気になる名前の札が立っています。
 特にツボだったのが「深窓の佳人」。すごいなー。どんな箱入りなんだよ。
 はたしてこれらの群はなんの植物なんだろうか。。。。
 気になりつつ帰った私はネットで調べてみました。
 ………あった!
 答えは「ハナショウブ」でした。
 なんでも、「ハナショウブ」の品種改良は江戸時代にかなり盛んに行われていて、中でも「江戸系」と呼ばれる江戸で改良された種類がここに残っているらしい。
 気になる「深窓の佳人」の素顔も載っていました(笑)。さすがに品がありました。
 それにしてもハナショウブの品種ってこんなにあるんだ〜。
 奥が深そうだ。。。
 開花期は6月上旬から7月上旬にかけてとあります。
 その頃になったら「ハナショウブツアー」に行ってこようかな。
 この子たちがどんな花を咲かせるのか、見てみたくなりました。
 「大神楽」の将来がちょっと心配なんですが(↓)。

 


 この他、「都道府県の木」というコーナーがあって、たとえば松だったら「愛媛の松」とか「琉球の松」などちょっとずつ形が違う松が並んでいるんですけど、ここがけっこうおもしろかった。
 地域によって少しずつ品種が違うのが興味深いです。

 最後に東御苑のみどころをご紹介。
 それはここ。あの「松の廊下跡」です。



 今は説明の立て札が立っているのみで、なんの片鱗もありませんが、この場所にあったことはたしからしい。
 なんか松が植わっていたりするので、「そうか。松が植わっていたから『松の廊下』なのね」とか誤解しそうですが、実際は襖絵に松が描かれていたので「松の廊下」と呼ばれていたんだそうです。
 この松は絶対狙って植えたね(笑)。

 立て札には、歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」の「松の廊下シーン」を描いた錦絵が載っていて、レミゼ貧乏さんと「絶対ここの前でこれの真似して写真撮ってる人いるよねー」という話になり、そのうちに絵を見ながらキャスティングにまで発展しました。
 以下、関係者にしかわからない内輪受けネタですが、ご容赦ください。

 吉良→K先生
 浅野→A先生
 浅野をとめる侍→Kさん
 吉良が助けを求める侍→Sさん
 柱の影から見守る坊主→Hさん



 なんだかんだで2時間が経過し、北詰橋門を出た時刻は3時に。
 ちょうどその頃から雨がポツポツ降り出してきたので、竹橋の毎日新聞本社ビル内のスタバに入り、長々お茶をしてからツアーはお開きになりました。

 いやー、疲れたけど充実した1日でした。
 植物なんて今までまったく関心なかったけど、いざ自分ちの庭を造ろうと思ってプランを立て始めると、植物見るのが楽しくてたまらない。
 今後も季節ごとに訪ねたいスポットです。

 まだ本格的に花が咲いていないせいか、園内は人が少なく、たまにいても外国人ばかり。なんかもったいないなー。
 レミゼ貧乏さんは、枯れ木が多いことを気にして、「あのー、今はこんなだけど、この子たち、こんなもんじゃないんです。もっと暖かくなったら、もっともっときれいになるんです…って言い訳しにいきたいね」とつぶやいていました(笑)。

 長くなりましたが、2回にわたってお送りした「丸の内ツアー」、いかがでしたか?
 今後もおのぼりさん気分全開で、“知らなかった東京”を体験していきたいです。

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プロフィール

HN:
伊万里
性別:
女性
職業:
劇作家・ライター
趣味:
旅行 骨董 庭仕事

著作



「RE>PLAY〜一度は観たい不滅の定番」

Webサイトで連載していた演劇評をまとめて出版したものです。
「演劇って、興味なくはないけど何を選んだらいいのかわからなくて」………ビギナーが感じがちなそんな敷居の高さを取り払うために書きました。
数多い名作の中から「再演されたことのある作品」に絞り、 唐沢がお勧めの25本について熱く語りたおします。ビギナーからオタクまで、全種適用OK!

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