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古伊万里★新伊万里

劇作家・唐沢伊万里の身辺雑記です

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川越ツアー(2)〜ゆるキャラ羅漢さんに会う

 新河岸川沿いを桜を見ながらてくてくと南下していくとまもなく川越城本丸御殿に到着。
 川越城の本丸跡地にたつ史跡で、埼玉県の指定有形文化財です。
 2008年からずっと保存修理工事がおこなわれていたのですが、3月26日からリニューアルオープン(?)したばかり。
 修理前を知らないのでどこがきれいになったのかはわかりませんが…。
 残っているのは6部屋ほどで、すぐに見終わってしまう広さですが、風格の漂う渋い御殿でした。
 すぐ裏手には『ウォーターボーイズ』で一躍有名になった川越高校があり(文化祭の時期は大賑わいだそうです)、のどかな庭の眺めのBGMのように、高校生の元気のいい声が遠くから聞こえてきます。



 ここでも愛ちゃんは「ほー」「ほー」と物珍しげに見学。
 「小学校のときの社会科見学で来たような気がしますね〜。でも全然憶えてません」
 まあ、そんなものだよね(^_^;)

 ここからさらに南下すると喜多院に出ます。
 歩くとちょっと距離があるんですが、このへんはほとんど住宅地と学校ばかりで流しのタクシーが通っているような環境ではないので、歩くしかありません。
 気候のよい日ならなんてことはないんですが、この日は風が大変強く、けっこう長く感じられました。

 喜多院は、おそらく川越では蔵作りの町並みと並ぶ観光スポット。
 愛ちゃんによると、初詣もだいたいここが定番だとのこと。お正月にだるま市がたつことでも有名です。
 そして桜の名所でもあり、五百羅漢も見所となっています。

 私は桜と五百羅漢だけ見れればいいわ〜と思って行ったのですが、五百羅漢は外にあるにもかかわらず、柵で囲われていてただでは入れない。
 しかも内部拝観とセットだというではないですか。
 五百羅漢だけ見ようという人が多いのか、「寺務所で拝観券を買ってください」「ここでは売ってません」「後ろを振り向いてください。そこが寺務所です」と内部拝観に誘導しようとする貼り紙がベタベタ貼ってある。
 しかたがないので、誘導に従い中へ入りました。
 ここで愛ちゃんはタイムオーバーで退場です。ナビありがとう!

 


 喜多院の中には、「家光誕生の間」と「春日局化粧の間」があります。
 喜多院の住職だった天海という僧が家康とつながりが深かったため(密教系の僧で、豊臣家を滅ぼす参謀的存在だった)、家光の時代に江戸城から移築されたという話(家康が日光東照宮に埋葬されるときも、途中ここ喜多院で4日間遺体が安置されたそうです)。
 移築と一言でいうけど、どうやって運んだんだろうか。。。
 トレーラーとかないしなあ。

 そういえば、天海って明智光秀が生き延びてなったっていう俗説があったような気が…。
 ●●が生き延びて××になったっていう話よくあるよね。
 ルイ17世とかニコライ皇帝一家とか川島芳子とか義経とか。
 個人的にはそういう話けっこう好きですが。
 家光のお母さんが今大河ドラマで活躍中だから、その影響で喜多院も注目されるようになるかもしれません。

 


 内部拝観後、いよいよ五百羅漢と対面。
 五百羅漢のあるお寺は全国あちこちにありますが、「五百」というのは「たくさん」という意味合いで、必ずしも500体あるというわけではないようです。
 喜多院の五百羅漢は535体あるとのこと。
 数も壮観だけど、野ざらしの石仏にしては保存状態もけっこういいです。
 そしてそのバリエーションの豊富さに感動!
 これは見飽きないですねー。
 五百羅漢の作風っていろいろだと思うんですが、ここのは「ゆるキャラ」というのか、「脱力系」というのか、なんともしまらない顔の羅漢さんがいっぱいです。
 気がつけば怒濤のように写真をとっていました。
 まずは全景から。

 


 さらに個別ショットです。
 最初は、顔を見てセリフが浮かんだものを。

 
「何みとんじゃ、ゴルァ!」 「だりー。マジだりー」

 
鼻ほじり羅漢 耳ほじり羅漢

 うわー、なんかいきなり柄悪いですねー。
 お次は、時代劇シリーズ。


 
「これはしたり!」 「羅漢屋。おぬしも悪よのう…」

 ここからは「マイフェイバリットラカンズ」です。
 全体的に「具合の悪そうな人が多いなあ」という印象だったので、「体調悪い羅漢たち」と名付けました。
 どうぞ〜。



肩こり羅漢


悪寒羅漢


足痛羅漢


歯痛羅漢


生理痛羅漢


腰痛羅漢


便秘羅漢


更年期羅漢


「う。持病の癪が」羅漢


もうだめぽ羅漢

 さらには、こんなレアな羅漢さんも!



涅槃に見せかけ足もみ羅漢


「右、左、上…」検眼羅漢


 いかがでしたか?
 あなただけの羅漢さんには出会えましたでしょうか

 「羅漢さんの中には必ず自分の会いたい人に似た人がいる」などと言われますが、基本的には「こんな人知らないよ」っていう顔ばかりでしたね(笑)。
 夜中に羅漢さんを一体ずつ触っていくと、一体だけ体温を感じる羅漢さんがいて、印をつけて明るくなってから見にいくと亡くなった親の顔に似た羅漢さんに会える…などとも聞きますが、どの顔にあたっても親は怒りそうな気がします。

 羅漢さんでかなり時間を食ってしまいましたが、次回はいよいよ最終編です!

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プロフィール

HN:
伊万里
性別:
女性
職業:
劇作家・ライター
趣味:
旅行 骨董 庭仕事

著作



「RE>PLAY〜一度は観たい不滅の定番」

Webサイトで連載していた演劇評をまとめて出版したものです。
「演劇って、興味なくはないけど何を選んだらいいのかわからなくて」………ビギナーが感じがちなそんな敷居の高さを取り払うために書きました。
数多い名作の中から「再演されたことのある作品」に絞り、 唐沢がお勧めの25本について熱く語りたおします。ビギナーからオタクまで、全種適用OK!

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