古伊万里★新伊万里
劇作家・唐沢伊万里の身辺雑記です
「江戸東京たてもの園」でキツネにバカされた話
この前の日曜日、「江戸東京たてもの園」に行ってきました。
「江戸東京たてもの園」とは……まあ、一言でいうと都内にある「明治村」みたいなところ。両国にある「江戸東京博物館」の分館として、平成5年、小金井市に誕生しました(「江戸東京」の「たてもの」とは名乗っていますが、ほとんどが昭和初期くらいのたてもの。明治・大正期のものもちらほらあるけど、江戸のたてものはあまりないです)。
前から一度行きたいと思っていたんですが、小金井っていうのが行ったことないエリアのせいかちょっと敷居が高くて、ぐずぐず迷ってたら劇作仲間のM田さんにタイミングよく「あ、そこ。私も行きたいと思ってたの。行こう、行こう」と言われ、さらにやはり劇作仲間のレミゼ貧乏さんも加わることになって一気に企画が現実化したという次第。
「たてもの園」のHPに掲載されているアクセス地図によると、「たてもの園」はJR中央線武蔵小金井駅と東小金井駅のちょうど中間くらいに位置するらしい。つまりどちらの駅からでもバスに乗っていけるわけですが、武蔵小金井から乗るバスのほうが近くに下車できるみたいなので、武蔵小金井から行くことに。
当日。11時に武蔵小金井駅で待ち合わせた私たちは、「秋晴れ」に恵まれたことを喜びつつ、意気揚々と「たてもの園」へ向けて出発!
……といくはずが、スタート早々とんでもない事態に。
まず、予想と大きく違ったのは「標識」の少なさ。
とにかく武蔵小金井の駅に降り立てば、改札を出た瞬間から「たてもの園へようこそ!」「たてもの園方面」「たてもの園はこちらのバス停から
」「たてもの園までバスで×分」などなど、いやでもどっちへ行けばいいかがわかるような道しるべがわんさか溢れているに違いないと信じて疑わなかったのですが、これがまっっっったくないんですよ。
事前にアクセス地図をプリントしてきたからいいようなものの、「駅につけばなんとかなる」と思って来た人は「ほんとにこの駅でよかったんだっけ?」と思うかもしれません。
というわけで、「これ、ちょっと不親切すぎない?」と駅にダメだしをしつつ、プリント持ってきてよかったー!とアクセス地図を開いたのですが、この地図がまたビミョーに不親切。
2番・3番乗り場から出ているバスと4番乗り場から出ているバスがあって、4番から出ているバスのほうが近くまで行くということはわかったんですけど、降りる停留所名とそこから徒歩何分と書いてあるだけで、肝心の「どこ行きのバスに乗るのか」「バスに何分くらい乗るのか」が書かれていない。これって情報半分しかないですよね。
しかもその4番乗り場がなかなか見つからない。普通、バス乗り場の案内図くらいロータリーの目立つところにあるだろう!
しかたなく、バス案内所のおばさんに「4番乗り場はどこに?」と聞いたのですが、教えられた場所は思ったより駅から離れている。。。
「こんなとこ、言われなきゃわかんないよねー」とさらにダメだしをしながら4番乗り場に向かったところ、バスが今まさに出発しようとしているところで、あわてて乗り込む私たち。
が………行けども行けども「江戸東京たてもの園前」という停留所のアナウンスは聞こえてこない。停留所にとまるたびに「次か?……その次か?」と期待したが、いっこうに出てくる様子なし。
おかしい……何分かかるかわかんないけど、いくらなんでも駅からこんなに遠いってことがあるだろうか?
停留所名を確認しようにも、バスの中には路線図も……ない。
運転手さんに聞いたほうがいいだろうか?
と思い始めた頃、「次は終点、東小金井駅」というアナウンスが!
う……そ……。
隣の駅まで来ちゃったよ……。
「どこ行き」のバスに乗るとも書いてなかったため、4番乗り場に来るバスならどれでもいいのかと思ったが甘かったようだ。
呆然としたまま、東小金井駅で降ろされた私たちは、あまりの出来事に脱力し、笑ってしまう。
しかたがないので、今来た道をひきかえすことになりましたが、もはやこのアクセス地図は信用できない。やっぱり現地の人に聞こう。そうだ。最初からそうすべきだったんだ。と反省。
おお、折しもあそこに交番が!……ってことで、今さらですが、今度はおまわりさんに「たてもの園にはどう行ったらいいのか」を聞くという無難な行動をとることにしました。
しかし!
なんとこのおまわりさん、「たてもの園」を知らないみたいなんだよね。
「何それ?」って感じで地図をガサゴソ開いて探している。
………もういいです。自力で行きます。
今度こそ!の思いを胸に秘め、再びバスに乗る私たち。
降りる駅はわかっていましたが、念には念を入れて運転手さんにも確認をとりました。
お陰で停留所には降りることが……できました。とりあえずは。
でもね、降りてもやっぱりな〜んの表示もないんだ、これが。
降りてまず右へ行けばいいのか、左に行けばいいのか、戻ればいいのか、進めばいいのか、その方向の目安すら……ない。
地図を見てもなんか停留所の位置が微妙に違う気もするし。
とにかく勘を頼りに歩き始めました。
しばらくすると電柱にようやく「たてもの園」という文字の広告が出てくるようになったのですが、この広告がまた……わかりにくいんだ!
普通、電柱の広告なら「この先曲がる」とか「この先まっすぐ500m」とかでしょう。
なのに、「手前、左折」とかすごくまぎらわしい指示で、ますます混乱しそうなんですよ。矢印の向きも「結局どっちなんだよ!」とつっこみたくなるくらい変な方向むいててるし。
ここまでくると、なんか私たちを「たてもの園」に行かせないように、着かせないようにというなにものかの力が働いているようにしか思えません。
「いつになったら着くんだろう……」
「なんで私たち、さっきから同じようなところ行ったりきたりしてるんだろうね」
「なんかさ、キツネとかにバカされてる感じしない?」
誰かがそう言い出したとたん、急にこの説が妙な説得力をもってきました。
小金井公園に入ると、どうやらその日はお祭りみたいで、屋台がいっぱい!
この公園内のどこかにあることはわかっていたので、最後にもう一度道を聞こうということになり、分かれ道のところに立っていた警備のおじさんらしき人に「たてもの園はどっちですか?」と聞いてみました。
右手を指さし「
あっち」と答えるおじさん。
ところが、納得して右に行こうとした次の瞬間、急にべつのおじさんが現れて左手を指さし「
こっちだよ」と訂正するではないですか!
そのタイミングがあまりにも絶妙だったので腰砕けになる私たち。
これで「キツネにバカされてる説」はいよいよ真実味を帯びてきました。
老若男女で賑わう屋台の群の中を歩きながらも、「これもじつはキツネが見せてる幻覚かも……皆枯葉で買い物してるんだ、きっと…」と疑心暗鬼に。
長旅の末、ついにたどり着いた「たてもの園」のエントランスを前にしても「これが本当にそうか?……じつはキツネの祠だったりしないか?」とやっぱり疑心暗鬼に。
そしてきわめつけは!
広場の仮設舞台から流れてきた子供向けショーの音楽。
♪キツネもタヌキも出ておいで〜
……
これフィクションじゃないです。マジです。
この時点で、駅で待ち合わせしてから1時間たってました。。。
ちなみに、武蔵小金井駅から「たてもの園」までは、バスで5分だという話をあとから聞きました。
「たてもの園」じたいは変に観光地化されてなくて(←ものは言いようだ)とてもまったりと楽しめたんですが、ここまでの話がインパクト強すぎてここから先の話はもういいやって感じです、正直なところ。
なのでここでおしまい。
今となっては、東小金井駅の交番のおまわりさんもキツネだったと確信しています。
あと、最初に乗ったバスも絶対キツネバス。あんな路線、じつはないんだよ、きっと。
4番乗り場にナビゲートしてくれた案内所のおばさんもキツネ決定ですね。間違いない。
電柱の広告ももちろんキツネ。あんなわかりにくい広告あるわけないもん。
一緒に行ったレミゼ貧乏さんのブログにもレポートが載ってますので、皆さん見にいってくださいね。
「江戸東京たてもの園」とは……まあ、一言でいうと都内にある「明治村」みたいなところ。両国にある「江戸東京博物館」の分館として、平成5年、小金井市に誕生しました(「江戸東京」の「たてもの」とは名乗っていますが、ほとんどが昭和初期くらいのたてもの。明治・大正期のものもちらほらあるけど、江戸のたてものはあまりないです)。
前から一度行きたいと思っていたんですが、小金井っていうのが行ったことないエリアのせいかちょっと敷居が高くて、ぐずぐず迷ってたら劇作仲間のM田さんにタイミングよく「あ、そこ。私も行きたいと思ってたの。行こう、行こう」と言われ、さらにやはり劇作仲間のレミゼ貧乏さんも加わることになって一気に企画が現実化したという次第。
「たてもの園」のHPに掲載されているアクセス地図によると、「たてもの園」はJR中央線武蔵小金井駅と東小金井駅のちょうど中間くらいに位置するらしい。つまりどちらの駅からでもバスに乗っていけるわけですが、武蔵小金井から乗るバスのほうが近くに下車できるみたいなので、武蔵小金井から行くことに。
当日。11時に武蔵小金井駅で待ち合わせた私たちは、「秋晴れ」に恵まれたことを喜びつつ、意気揚々と「たてもの園」へ向けて出発!

……といくはずが、スタート早々とんでもない事態に。
まず、予想と大きく違ったのは「標識」の少なさ。
とにかく武蔵小金井の駅に降り立てば、改札を出た瞬間から「たてもの園へようこそ!」「たてもの園方面」「たてもの園はこちらのバス停から

事前にアクセス地図をプリントしてきたからいいようなものの、「駅につけばなんとかなる」と思って来た人は「ほんとにこの駅でよかったんだっけ?」と思うかもしれません。
というわけで、「これ、ちょっと不親切すぎない?」と駅にダメだしをしつつ、プリント持ってきてよかったー!とアクセス地図を開いたのですが、この地図がまたビミョーに不親切。
2番・3番乗り場から出ているバスと4番乗り場から出ているバスがあって、4番から出ているバスのほうが近くまで行くということはわかったんですけど、降りる停留所名とそこから徒歩何分と書いてあるだけで、肝心の「どこ行きのバスに乗るのか」「バスに何分くらい乗るのか」が書かれていない。これって情報半分しかないですよね。
しかもその4番乗り場がなかなか見つからない。普通、バス乗り場の案内図くらいロータリーの目立つところにあるだろう!
しかたなく、バス案内所のおばさんに「4番乗り場はどこに?」と聞いたのですが、教えられた場所は思ったより駅から離れている。。。
「こんなとこ、言われなきゃわかんないよねー」とさらにダメだしをしながら4番乗り場に向かったところ、バスが今まさに出発しようとしているところで、あわてて乗り込む私たち。
が………行けども行けども「江戸東京たてもの園前」という停留所のアナウンスは聞こえてこない。停留所にとまるたびに「次か?……その次か?」と期待したが、いっこうに出てくる様子なし。
おかしい……何分かかるかわかんないけど、いくらなんでも駅からこんなに遠いってことがあるだろうか?
停留所名を確認しようにも、バスの中には路線図も……ない。
運転手さんに聞いたほうがいいだろうか?
と思い始めた頃、「次は終点、東小金井駅」というアナウンスが!
う……そ……。

隣の駅まで来ちゃったよ……。
「どこ行き」のバスに乗るとも書いてなかったため、4番乗り場に来るバスならどれでもいいのかと思ったが甘かったようだ。
呆然としたまま、東小金井駅で降ろされた私たちは、あまりの出来事に脱力し、笑ってしまう。
しかたがないので、今来た道をひきかえすことになりましたが、もはやこのアクセス地図は信用できない。やっぱり現地の人に聞こう。そうだ。最初からそうすべきだったんだ。と反省。
おお、折しもあそこに交番が!……ってことで、今さらですが、今度はおまわりさんに「たてもの園にはどう行ったらいいのか」を聞くという無難な行動をとることにしました。
しかし!
なんとこのおまわりさん、「たてもの園」を知らないみたいなんだよね。
「何それ?」って感じで地図をガサゴソ開いて探している。
………もういいです。自力で行きます。

今度こそ!の思いを胸に秘め、再びバスに乗る私たち。
降りる駅はわかっていましたが、念には念を入れて運転手さんにも確認をとりました。
お陰で停留所には降りることが……できました。とりあえずは。
でもね、降りてもやっぱりな〜んの表示もないんだ、これが。
降りてまず右へ行けばいいのか、左に行けばいいのか、戻ればいいのか、進めばいいのか、その方向の目安すら……ない。

地図を見てもなんか停留所の位置が微妙に違う気もするし。
とにかく勘を頼りに歩き始めました。
しばらくすると電柱にようやく「たてもの園」という文字の広告が出てくるようになったのですが、この広告がまた……わかりにくいんだ!
普通、電柱の広告なら「この先曲がる」とか「この先まっすぐ500m」とかでしょう。
なのに、「手前、左折」とかすごくまぎらわしい指示で、ますます混乱しそうなんですよ。矢印の向きも「結局どっちなんだよ!」とつっこみたくなるくらい変な方向むいててるし。
ここまでくると、なんか私たちを「たてもの園」に行かせないように、着かせないようにというなにものかの力が働いているようにしか思えません。



誰かがそう言い出したとたん、急にこの説が妙な説得力をもってきました。
小金井公園に入ると、どうやらその日はお祭りみたいで、屋台がいっぱい!
この公園内のどこかにあることはわかっていたので、最後にもう一度道を聞こうということになり、分かれ道のところに立っていた警備のおじさんらしき人に「たてもの園はどっちですか?」と聞いてみました。
右手を指さし「

ところが、納得して右に行こうとした次の瞬間、急にべつのおじさんが現れて左手を指さし「

そのタイミングがあまりにも絶妙だったので腰砕けになる私たち。

これで「キツネにバカされてる説」はいよいよ真実味を帯びてきました。
老若男女で賑わう屋台の群の中を歩きながらも、「これもじつはキツネが見せてる幻覚かも……皆枯葉で買い物してるんだ、きっと…」と疑心暗鬼に。

長旅の末、ついにたどり着いた「たてもの園」のエントランスを前にしても「これが本当にそうか?……じつはキツネの祠だったりしないか?」とやっぱり疑心暗鬼に。

そしてきわめつけは!
広場の仮設舞台から流れてきた子供向けショーの音楽。
♪キツネもタヌキも出ておいで〜
……

この時点で、駅で待ち合わせしてから1時間たってました。。。
ちなみに、武蔵小金井駅から「たてもの園」までは、バスで5分だという話をあとから聞きました。
「たてもの園」じたいは変に観光地化されてなくて(←ものは言いようだ)とてもまったりと楽しめたんですが、ここまでの話がインパクト強すぎてここから先の話はもういいやって感じです、正直なところ。
なのでここでおしまい。
今となっては、東小金井駅の交番のおまわりさんもキツネだったと確信しています。
あと、最初に乗ったバスも絶対キツネバス。あんな路線、じつはないんだよ、きっと。

4番乗り場にナビゲートしてくれた案内所のおばさんもキツネ決定ですね。間違いない。
電柱の広告ももちろんキツネ。あんなわかりにくい広告あるわけないもん。
一緒に行ったレミゼ貧乏さんのブログにもレポートが載ってますので、皆さん見にいってくださいね。
PR
この記事へのトラックバック
トラックバックURL
カウンタ
カレンダー
プロフィール
最新記事
(02/28)
(11/19)
(08/28)
(07/23)
(02/03)
最新コメント
(04/23)
(08/29)
(08/28)
(08/28)
(07/24)
(07/24)
(07/24)
(07/24)
(05/27)
(05/26)
カテゴリー
著作
「RE>PLAY〜一度は観たい不滅の定番」
Webサイトで連載していた演劇評をまとめて出版したものです。
「演劇って、興味なくはないけど何を選んだらいいのかわからなくて」………ビギナーが感じがちなそんな敷居の高さを取り払うために書きました。
数多い名作の中から「再演されたことのある作品」に絞り、 唐沢がお勧めの25本について熱く語りたおします。ビギナーからオタクまで、全種適用OK!
Webサイトで連載していた演劇評をまとめて出版したものです。
「演劇って、興味なくはないけど何を選んだらいいのかわからなくて」………ビギナーが感じがちなそんな敷居の高さを取り払うために書きました。
数多い名作の中から「再演されたことのある作品」に絞り、 唐沢がお勧めの25本について熱く語りたおします。ビギナーからオタクまで、全種適用OK!
最古記事
(01/01)
(01/01)
(01/02)
(01/03)
(01/05)
この記事へのコメント
きつねの季節
やはり、秋祭りも多いことだし、今こそきつねの季節。
どっぷりと、はまっちゃたって事でしょうか?
「きつねの町小金井へようこそ」ってホントは看板があったんじゃないの?
私も実は、「たてもの園」行きたいんです。
結構充実してると聞いたもので。
観光化されてないということは、ただ建っているだけなのかしら?
いやいや、実に参考になりました。
「きつねもたぬきも・・・」のオチは最高です。
行く時は、私も魔よけの札を持っていくことにしますね~。
明治村との比較
大丈夫。フランソワさんならバカしかえせますよ。
カラスと会話できるフランソワさんだもの。。。
> 観光化されてないということは、ただ建っているだけなのかしら?
かなり近いです。
あんまり余計な説明とかもないし、中でおもしろいものを買ったり、お休み処があったり、という楽しみもほとんどありません。
そういう意味では「明治村」は規模も大きいし、いかにも記念に買ったり食べたりしたくなるようなものがいっぱいあって、正しく観光地してました。
ただ、「明治村」は何もないところにドカドカ移築して並べたような人工的な雰囲気があるのに比べ、「たてもの園」は武蔵野の自然の中にさりげなく並んでいるという感じで散歩するだけでも気持ちいいんですよ。緑も多いし。
移築されている建物も、明治村は「ホテル」とか「刑務所」とか「郵便局」とか「教会」とか「芝居小屋」とか、大きいものが中心だったのに対し、こっちは「銭湯」とか「農家」とか「商店」とか「個人邸宅」とか小規模のものが多い。
それだけに、個人のお宅訪問みたいな楽しさがあって、それはそれで楽しかったです。
さんぽ
「歩こう 歩こう 私は元気 歩くの大好き
どんどん行こう…」ってなわけでいっぱい歩いちゃったんですね。
我家は、フリーマーケット目当てで日曜日に小金井公園に行く事が多いです。(車で行くので行き方はよくわからんです)
公園内を自転車レンタルして走り回っていたら「たてもの園」がたまたま現れて「何だろうこれは」って感じで入った事があります。なので、とっても楽しめました。
最初からそこを目指して、しかもキツネにばかされながら苦労して辿り着いたのでは、印象もかなり異なる事でしょうね。おそるべし「たてもの園」。
今度、写真館で写真撮ってみたいな。
P.S.初めて「ぎっくり腰」になりました。
ちくしょー、幼稚園の運動会め。玉入れなら得意なんだよ、何故私に綱引きさせるかなぁ。
トトロと貞子
そっかー。あれはトトロの歌だったんですね。
トトロといえば、「たてもの園」の中に古い井戸があって、キコキコやりながら「出ないねー」「涸れてんのかねー」などと言い合っていたら、ボランティアガイドのおじさんが寄ってきて、おもむろに水道水を汲み上げ、井戸の中に流し込んでから再びキコキコし始めると「あ〜ら、ふしぎ」。水が出てきたではないですか。
これは「呼び水」といって、水で乾燥したピストンの皮を膨張させることによって完全な真空状態をつくりだすという裏技なんですね。
おじさん、得意そうにキコキコしながら「ほら、井戸の……映画であったでしょ」。
思わず反射的に「貞子?」と答えた私たち。
そうじゃなくておじさんは「トトロ」の中に「呼び水」の話が出てくるよと言いたかったようです。
答えたあとの気まずかったことといったら(笑)。
ぎっくり腰、侮らずにお大事にね。最初の安静が肝心ですよ。
貞子
おじさんの顔に「そんな返事を求めてない」って書いてあったもの。
そういえば、あの井戸、「なんちゃって」って言ってたよね。
とにかく、ネタ満載で楽しい散策でした。
ご一緒できて良かったです。
また、どこか散歩にいきましょう♪
できれば案内図があるような場所がいいかな(^^;;)
あの日のカウントは
こちらこそ、ご一緒できて楽しかったです。
ちなみに、あの日の万歩計のカウントは「17101歩」でした(レミゼ貧乏さん、やたらに万歩計の数値を気にして「今、何歩?」「今、何歩?」と聞いてきたので、結果が気になってると思いまして)。
ただ歩いただけじゃなく、靴脱いであがって階段昇って降りて…という繰り返しだったからけっこう疲れたよね。
M田さんは「疲れた……もう帰って寝る」って夕方に帰ってしまいましたが、レミゼ貧乏さんと私はそのあとさらに4時間くらい飲んで盛り上がりましたよね。
レミゼ貧乏さんとは違い、体力にはまったく自信のない私ですが、あの日はちょっと自信を取り戻しましたよ(笑)。
本当にお疲れさまでしたー。
実は気になってたんです(笑)
結果報告ありがとうございました。これで安心して眠れます(ってあれから何日間も眠れてるじゃん!笑)
しかし17101ってスゴイよね!
笑いでカウントされた分を差し引いたって、余裕で15500ぐらいよね。
あの後のお食事も、おいしかったねー!
割引券の期限が切れる前に、また行きましょう♪
お散歩日和♪
これが夏だったり冬だったりしたら厳しいけど、お散歩にはちょうど良い気候でしたよね。
ちなみに、私は京都旅行中に1日25000歩というカウントを記録したことがあります。
でも帰ったら太ってました(笑)。
そうそうあのお店ね。期限があったんでしたね。
靴を脱いであがるせいか、ミョーに落ち着く店でした。
ぜひまた行きましょう。