古伊万里★新伊万里
劇作家・唐沢伊万里の身辺雑記です
ただいま、戦後復興中
前回の投稿で「高熱」の苦しさについて書きましたが、ネットでインフルエンザについて調べていたら、発熱のメカニズムについてもいろいろなことがわかり、大変興味深かったです。
私は今回、解熱剤で無理に熱を下げるということはしなかったんですけど、解熱剤を乱用することについては非常に危険視する考えが多いようです。
よく知られていることでは、ボンタール系に代表される解熱鎮痛剤の一部が、インフルエンザ時に使うと脳炎・脳症を引き起こすという症例。
今ではアセトアミノフェンとか、影響がないと言われている系統の解熱鎮痛剤に切り替えられているようですが、そもそも熱にしてもくしゃみにしても咳にしても、本人にとっては不快かもしれませんが、じつはいずれも外敵と戦うために体が出しているサインなんだそうです。
人の免疫機能というのは、以下のような仕組みになっています。
Stage1)
外敵(ウィルス)が侵入してくる。
Stage2)
外堀で好酸球などの免疫細胞が活性酸素を吹き付けてウィルスを撃退。この時点での免疫細胞の数が多いこと、勢力の強い人は、いわゆる「免疫力」のある人で、ちょっとやそっとのウィルスはたちうちできない=風邪もひきにくいということになる。
しかし、もともと免疫細胞の数が少なかったり、不規則な生活や過労で免疫細胞が弱まってくるとウィルスの勢力のほうが免疫細胞を上回ることに(→次の段階へ進む)。
Stage3)
免疫細胞の手を逃れ、外堀を通過したウィルスは、細胞に入り込み、どんどん増殖を続ける。感染した細胞は増殖をくいとめるためのインターフェロンという物質を生成。この時点で「喉の痛みや違和感」が生じる。
ここで手に負えないとなると、今度はいよいよ「免疫実働部隊」に出動命令が(→次の段階へ進む)。
Stage4)
ナチュラルキラー細胞とマクロファージが出動。感染した細胞を排除しにパトロールを開始。と同時に、インターロイキン1という物質を出して脳の視床下部を刺激し、発熱を促す。
なぜ「発熱を促す」のかというと、免疫細胞は暑い環境のほうが得意だから。さらにウィルスや細菌にとっては、暑いのは苦手で、体温が38.5度以上にあがればほぼ死滅する。
それだけではない。物陰にひそかに隠れていた他のウィルスやガン細胞まで道連れになっておだぶつになるというのだからすごい。まさに「国敗れて山河あり」のような状態だ。つまり「高熱作戦」が対ウィルス戦としては最も破壊力のある「最終兵器」、国をあげての総力戦といえるわけだ。
Stage5)
一方、前線では、水際での異物の侵入を防ぐため、司令塔ヘルパーT細胞がサイトカインやヒスタミンなどの刺激伝達物質を放出し、くしゃみや鼻水で外へと押し流す(イメージとしては城の4隅にある「石落とし」で石垣をのぼってきた敵をお堀につきおとすみたいな感じか?)。
Stage6)
最終的に登場する最強の兵士はキラーT細胞。鍛え抜かれたスーパーエリートだ。
ここまでくると、戦いも終わりに近づき、戦後処理班が出てくる。
B細胞は、「次に同じ敵に攻め込まれたときにすぐに対応できる武器」を用意しておく。これが「抗体」だ。したがって、一度かかったウィルスに対しては当分の間抵抗力ができるわけ。
Stage7)
戦争を終結させる役目を担うのはサプレッサーT細胞。
玉音放送のような役目だ。いや、玉音放送は敗戦だから不適切でした。どちらかというと勝ち鬨をあげるっていう感じでしょうか。それともゲームオーバーのホイッスル?
とにかくサプレッサーT細胞がとめてくれないと戦いは終わらないわけで、これまた重要な役割です。この機能に問題があると「過剰防衛」のような問題も起こってくるらしい。
以上、簡単に免疫機能についておさらいしてみましたが、いかがでしょうか。
こうして勉強してみると、風邪になるのも体内戦争を実感できて楽しいかもしれないですよ。
なるほど、たしかに「これから総力戦だ!」「おー!」という状態で体温をあげてるときに解熱剤なんてよそ者に勝手に温度下げられたら、兵士としては「誰だ、今下げたやつ」「ふざけんな」「誰のために戦ってると思ってんだよ」……って気分になるでしょうね。
で、解熱剤に文句言われても「いえ、私はただ下げてこいって言われてきただけでなにも……(オドオド)」って感じだろうし。
まあ発熱に意味があることはわかりました。
自分が苦しいからって勝手に下げちゃいけないってことも。
それでも発熱自体、ウィルスだけでなく、本体にもダメージ与えますからね。ちょっとの間なら我慢するけど、あんまり長引くといい加減にしろと思いますよね。
おまえら、ほんとに正義のために戦ってんのか?
単にネオナチとかがエネルギー持て余して暴れてるだけなんじゃないのか?
そろそろ反戦活動とか起こすやつは出てこないのか?
ジョン・レノンはどうした! 東京ローズ、出てこい!
「兵士よ! もうこれ以上の戦いは敵も味方も疲弊させるだけ。無益な戦いは何も生み出さぬ。戦いよりも共存の道を求めることはできないのか?」とか煽動するアジテーターがいないかなー。
などなど、「勝たなくていいから誰か和平交渉にもってってくれないか」と大本営自らが厭戦気分濃厚になってくる。
「月1回くらいなら遊びにきてもいい」とか、ウィルスに条件つけてみてはどうだろう。そのときは弁当つけるとか。
今回は抗体つくらないでおいてあげるとか(兵器削減交渉)。
このくらいの細胞ならもってってもいいとかできの悪い細胞を捕虜に差し出すとか。
そう考えると、すぐに熱がひっこむ人は、案外このタイプなのかも(笑)。
兵士も傭兵ばっかで根性がないとかね。
軽い風邪を頻繁にひく人は、ウィルスとなんらかの取引をしている疑いがありますね。
大風邪をたまーにひく人は、かなりの軍備大国。GNP80%くらいの予算はかけて免疫細胞を育成しているかも。
となると、今回4日も頑張って熱を出した私は、こう見えてけっこう妥協を許さぬ軍事政権体質?
お陰で今、体の中は戦後の復興処理で大変ですわ。
あ、「りんごの唄」が聞こえてきた……。
以上、体内妄想劇場を終わります。
私は今回、解熱剤で無理に熱を下げるということはしなかったんですけど、解熱剤を乱用することについては非常に危険視する考えが多いようです。
よく知られていることでは、ボンタール系に代表される解熱鎮痛剤の一部が、インフルエンザ時に使うと脳炎・脳症を引き起こすという症例。
今ではアセトアミノフェンとか、影響がないと言われている系統の解熱鎮痛剤に切り替えられているようですが、そもそも熱にしてもくしゃみにしても咳にしても、本人にとっては不快かもしれませんが、じつはいずれも外敵と戦うために体が出しているサインなんだそうです。
人の免疫機能というのは、以下のような仕組みになっています。
Stage1)
外敵(ウィルス)が侵入してくる。
Stage2)
外堀で好酸球などの免疫細胞が活性酸素を吹き付けてウィルスを撃退。この時点での免疫細胞の数が多いこと、勢力の強い人は、いわゆる「免疫力」のある人で、ちょっとやそっとのウィルスはたちうちできない=風邪もひきにくいということになる。
しかし、もともと免疫細胞の数が少なかったり、不規則な生活や過労で免疫細胞が弱まってくるとウィルスの勢力のほうが免疫細胞を上回ることに(→次の段階へ進む)。
Stage3)
免疫細胞の手を逃れ、外堀を通過したウィルスは、細胞に入り込み、どんどん増殖を続ける。感染した細胞は増殖をくいとめるためのインターフェロンという物質を生成。この時点で「喉の痛みや違和感」が生じる。
ここで手に負えないとなると、今度はいよいよ「免疫実働部隊」に出動命令が(→次の段階へ進む)。
Stage4)
ナチュラルキラー細胞とマクロファージが出動。感染した細胞を排除しにパトロールを開始。と同時に、インターロイキン1という物質を出して脳の視床下部を刺激し、発熱を促す。
なぜ「発熱を促す」のかというと、免疫細胞は暑い環境のほうが得意だから。さらにウィルスや細菌にとっては、暑いのは苦手で、体温が38.5度以上にあがればほぼ死滅する。
それだけではない。物陰にひそかに隠れていた他のウィルスやガン細胞まで道連れになっておだぶつになるというのだからすごい。まさに「国敗れて山河あり」のような状態だ。つまり「高熱作戦」が対ウィルス戦としては最も破壊力のある「最終兵器」、国をあげての総力戦といえるわけだ。
Stage5)
一方、前線では、水際での異物の侵入を防ぐため、司令塔ヘルパーT細胞がサイトカインやヒスタミンなどの刺激伝達物質を放出し、くしゃみや鼻水で外へと押し流す(イメージとしては城の4隅にある「石落とし」で石垣をのぼってきた敵をお堀につきおとすみたいな感じか?)。
Stage6)
最終的に登場する最強の兵士はキラーT細胞。鍛え抜かれたスーパーエリートだ。
ここまでくると、戦いも終わりに近づき、戦後処理班が出てくる。
B細胞は、「次に同じ敵に攻め込まれたときにすぐに対応できる武器」を用意しておく。これが「抗体」だ。したがって、一度かかったウィルスに対しては当分の間抵抗力ができるわけ。
Stage7)
戦争を終結させる役目を担うのはサプレッサーT細胞。
玉音放送のような役目だ。いや、玉音放送は敗戦だから不適切でした。どちらかというと勝ち鬨をあげるっていう感じでしょうか。それともゲームオーバーのホイッスル?
とにかくサプレッサーT細胞がとめてくれないと戦いは終わらないわけで、これまた重要な役割です。この機能に問題があると「過剰防衛」のような問題も起こってくるらしい。
以上、簡単に免疫機能についておさらいしてみましたが、いかがでしょうか。
こうして勉強してみると、風邪になるのも体内戦争を実感できて楽しいかもしれないですよ。
なるほど、たしかに「これから総力戦だ!」「おー!」という状態で体温をあげてるときに解熱剤なんてよそ者に勝手に温度下げられたら、兵士としては「誰だ、今下げたやつ」「ふざけんな」「誰のために戦ってると思ってんだよ」……って気分になるでしょうね。
で、解熱剤に文句言われても「いえ、私はただ下げてこいって言われてきただけでなにも……(オドオド)」って感じだろうし。
まあ発熱に意味があることはわかりました。
自分が苦しいからって勝手に下げちゃいけないってことも。
それでも発熱自体、ウィルスだけでなく、本体にもダメージ与えますからね。ちょっとの間なら我慢するけど、あんまり長引くといい加減にしろと思いますよね。
おまえら、ほんとに正義のために戦ってんのか?
単にネオナチとかがエネルギー持て余して暴れてるだけなんじゃないのか?
そろそろ反戦活動とか起こすやつは出てこないのか?
ジョン・レノンはどうした! 東京ローズ、出てこい!
「兵士よ! もうこれ以上の戦いは敵も味方も疲弊させるだけ。無益な戦いは何も生み出さぬ。戦いよりも共存の道を求めることはできないのか?」とか煽動するアジテーターがいないかなー。
などなど、「勝たなくていいから誰か和平交渉にもってってくれないか」と大本営自らが厭戦気分濃厚になってくる。
「月1回くらいなら遊びにきてもいい」とか、ウィルスに条件つけてみてはどうだろう。そのときは弁当つけるとか。
今回は抗体つくらないでおいてあげるとか(兵器削減交渉)。
このくらいの細胞ならもってってもいいとかできの悪い細胞を捕虜に差し出すとか。
そう考えると、すぐに熱がひっこむ人は、案外このタイプなのかも(笑)。
兵士も傭兵ばっかで根性がないとかね。
軽い風邪を頻繁にひく人は、ウィルスとなんらかの取引をしている疑いがありますね。
大風邪をたまーにひく人は、かなりの軍備大国。GNP80%くらいの予算はかけて免疫細胞を育成しているかも。
となると、今回4日も頑張って熱を出した私は、こう見えてけっこう妥協を許さぬ軍事政権体質?
お陰で今、体の中は戦後の復興処理で大変ですわ。
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「RE>PLAY〜一度は観たい不滅の定番」
Webサイトで連載していた演劇評をまとめて出版したものです。
「演劇って、興味なくはないけど何を選んだらいいのかわからなくて」………ビギナーが感じがちなそんな敷居の高さを取り払うために書きました。
数多い名作の中から「再演されたことのある作品」に絞り、 唐沢がお勧めの25本について熱く語りたおします。ビギナーからオタクまで、全種適用OK!
Webサイトで連載していた演劇評をまとめて出版したものです。
「演劇って、興味なくはないけど何を選んだらいいのかわからなくて」………ビギナーが感じがちなそんな敷居の高さを取り払うために書きました。
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インフルエンザ未経験者
うちの職場でもすでに3人かかってます。すごい勢いだ。
と言う私は生まれてから一度もインフルエンザにかかったことがありません。健康優良児です!
で、上の体内戦争の話で思い出したんですけど、アメリカの映画で「バクテリアウォーズ」というのがあります。バクテリアと戦う体内の白血球をテーマに体内の細胞を擬人化したものです。インフルエンザとはちょっと違いますが、非常にくだらなくて、ありがちな話なんですけど、笑えます。アニメと実写が交じってる子供映画みたいですけど、思わずみてしまった覚えが…。以外に面白いですよねこういうの。
そんな私は「ウイルスに魂を売り渡している女」かな。
たまに風邪引いてもすぐ治ります。
油断は禁物
かくいう私もそんなに風邪ひくタイプじゃないですし、インフルエンザなんて滅多にかからないですし、以前かかったのっていつだっけ?っていうくらい。
小学校時代は、予防接種を受けると具合が悪くなるので、インフルエンザに関してはかからないのをいいことにいっさい予防はしていなかったくらいです。
でも、そういう人が軒並みやられてるのが今年のパターン。
今までにかかってないってことは抗体もないってことだし、なによりも危険なのは経験値が低いと「ここまできたらやばい」とか「こうくるということは次はこうなるだろう」とかいう判断ができにくいため、適切な対応をするのが難しいことです。
とりあえず、水分補給と睡眠と手洗いあたりを意識するようお勧めします。
フラベリック
どの話も面白かったですが、私はこの話が一番好きです。
取引ってどういうきっかけでするんでしょうね。
やはり、適当に世間を知って、青臭さが取れてきた年頃に始めるんでしょうか。
さて当方は、「夜〜朝方だけクビを締められるような痛痒さのあと咳が出る」ほかは喉のはれも気管支の雑音も発熱もない、何だかインチキくさい風邪にかかって3日目です。
スギ花粉症の季節になるとこいつが出るので、とりあえず春闘だけやってる御用組合みたいなものですか。真面目に戦争している人から見たらさぞ不謹慎なことでしょう。
会社の診療所に行ったらフラベリックという咳止めをくれました。
実はこいつの副作用は…全員に出るのではないようですが、「音程が実際より低くかんじられる」です。
聞きなれた電話の着信音、パソコンの起動音、チャイムなどが確実にいつもより低く聞こえる。
服用を止めれば消えるんですけどね。
取引を始める瞬間
交渉にあたる外務大臣(?)もかなり老獪な手腕をもっていないと厳しいでしょう。やっぱりウィルスとの取引はある程度のキャリアが必要かも。
若い人で「風邪なんて滅多にひかない」というのは、べつに取引するまでもなく、免疫軍の兵力のほうが圧倒的に強いから、ウィルスも最初から寄りつかない(あるいは門前払いされてる)だけの話だと思います。
ウィルスと取引するということは、ウィルスにメリットがなきゃ意味ないわけですから、
おそらく「風邪が長引く」「重くはないけど、常に風邪をひいている」「ひとつの風邪をひき終わると間髪を入れずまた別の風邪をひく」といった感じになり、体内は常にウィルスのたまり場、「酒もってこい、おら〜!」「はい、ただいま」みたいな状況になっているのではないでしょうか。
多分、憲法第9条に基づき、免疫軍は手をこまねくしかないのでしょう。
てことは、取引を始める瞬間……それは軍事力が抑止力にならなくなった瞬間でしょう。
うーーん。こりゃ笑い事じゃない生々しさですね。
>フラベリックの副作用
本当にそんな副作用あるんですか??!!
東山さんが勝手に作ったんじゃなくて??
今、ネットで検索したけどそんな副作用出てこなかったですよ。
副作用がきれないうちにぜひ一緒にカラオケ行って検証しましょう!(笑)
検証は難しいかも
私もネットで検索したけどいくつか出てきたよ。
Windowsマシンで検索しないとダメなんじゃない?(いやがらせ)
最初は熱の出る風邪でこの現象を経験したので、熱のせいかと思ってました。
なお、カラオケでの検証は難しいかも…。
電話の発信音で試したことがあるんですが、フラベリック低音症(この症例名は今私が作った)の人が口にする音もまた、本人には実際より下がって聞こえるので。
すごく精確な絶対音感のある人にフラベリックを飲ませ、Aとか出させるといいのかも。てことは柿右衛門坊ちゃまだな!
うそうそ。そんな虐待は…私がしろと言ったことは秘密にね。
というか咳止めが必要なほど咳っぽい状態でカラオケは無理だわ。←プロじゃないな。←ないよ。
ネットで見たフラベリック低音症の人はみんな、実証が難しくて医者にも聞く耳持ってもらえなかったと言ってますね。
なお、一部の向精神薬にも同じ副作用があるようです。
フラベリックは脳に働きかける薬だからだろうなー。
データとしては出てなかったけど
たしかに出てくるけど、体験者のコメントばかりですね。薬のデータ自体にそういう副作用が載っているのは出てこない(←口答え)。
つまり、処方されるときに「この薬にはこういう副作用が出ることがあります」と説明されるほどまだ因果関係がはっきりしていない(処方する側にはそれほどの意識はない)段階ってことですね。
ふーん。これはこれから問題になるかもしれませんね。
試験前の音大生とか、うかつに飲めませんよね。といって、咳は咳で困るし。
理屈から言えば、全部の音が下がるなら絶対音感のある人以外は支障がなさそうですが、「電話の音」や「チャイムの音」に違和感を感じるということは、意外に知らないうちに刷り込まれている絶対音感ってあるものなんですね。
耳から入る情報って意識してないけどけっこうあると思うので、音が変なふうに聞こえるってたしかにすごいストレスかも。
ちょっと想像できないですけど…。