古伊万里★新伊万里
劇作家・唐沢伊万里の身辺雑記です
「ミシュラン」三日天下
- 2008/11/07 (Fri)
- 劇作家修業 |
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テアトル・エコー研修生による卒業公演の稽古がいよいよ今日からスタートしました。
今後、稽古の様子や公演情報などは別ブログにてお知らせしていきますので、あと3ヶ月ちょっと、ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
新ブログのアドレスは以下の通りです。
「テアトル・エコー研修生卒業公演応援ブログ」
このページへは、右メニューのリンク欄からもとべます。
あ、ちょっと待って!
その前に、ここで皆様にお詫びと訂正があります。
これを読まないままブログに行くと「え???
」と思うかもしれません。
そうなんです。
「病院ミシュラン」はほんとにほんとにつくづく上演運のない作品みたいで。

こんなお祝いまでいただいたのに(東山さん、ありがとう!)……結局諸事情により上演されるのはべつの作品になったんです。
上演が決まったのは、5年前、名古屋で私のデビュー公演として上演された「マダム・ノアールの占い事件簿」と「ファイティング・マザー」の2本です。
なぜ「病院ミシュラン」が中止になったのかといいますと、まあ理由はいろいろあるんですが、やはり年齢からいっても男女比からいっても、今の研修生がやるのにはかなり無理があると私も演出も判断したからです。
最初は新しく役を書き足すつもりでしたが、どうもそんな次元で済む話ではなくなってきて…。
もともと「病院ミシュラン」は中年の男優がメインのお芝居。研修生は圧倒的に男優が少なく、しかもみんな役年齢の半分くらいの年齢の人ばかり。逆に女優は圧倒的に役の数が足りなくて、全員ダブルにしてもまだ3人足りないという状態。
かといって、役の数を増やすためにもう1本べつの作品をつけるには「ミシュラン」は大作すぎるのです。
その点、今回の2本ならば若い役の見せ場もわりと多くあるし、さわやか度からいっても卒業公演にふさわしい内容なのではないかと思った次第です。
永井さんも「『ミシュラン』を上演することが悲願」という私の思いを知っているだけに、作品変更を言い出すのにかなり気を遣われたようで(笑)、おそるおそるといった感じでメールが送られてきたのですが、私は「他になにかいい作品ないかなあ」ともちかけられたときに、頭の中で薄ぼんやりとこの2本になるんじゃないかという予想はしていました。
なので「この2本でいきたい」と言われたときは「ああ、やっぱり」という感じだったんですが…。
でも今回はあくまでも研修生の卒業公演として成功させることが一番の目的なわけですから、合わない作品を無理やりやってもすべての人にとって不幸な結果を生み出してしまうだけです。
というわけで、私もこの2本にして正解だと思います。
とはいうものの、今までに何度も上演の話がもちあがってはいろいろな理由でつぶれていった「病院ミシュラン」は、ほんとにツチノコ(←古い)並に幻度が高いな〜と運のなさに驚いています。
読んだ人から「これ今すぐ観たい!」「なんで上演されないの?」と言われるたびに「こっちが聞きたいよ!
」と逆ギレしそうになってます。
一方、「マダム・ノアールの占い事件簿」は、生まれて初めて書いた戯曲で、最初は30分ほどの小品でした。
講評会では先生にメチャクチャ叩かれ、「こんなの芝居じゃない。TVだ
」と言われたのは今でもトラウマ(?)になってるほどですが、これがなんと今回で上演3回目になるんですよ。
短さが幸いしている部分もあるとは思いますが(2本立てのペアに使いやすい)、それでも賞をとったわけでもないこの作品が5年間で3回も上演されているのは、やはり強運といっていいと思います。
もちろん、上演にあたってはその都度かなり手を加えましたし、今回も細かい部分で直しを重ねに重ねています(「ファイティング・マザー」も同様)。
酷評した先生も、最初に上演されたときには喜んで観てくださってましたし、上演されるたびにそうやってグレードアップしていけるチャンスのある作品は幸せだなと思います。
直しって、ただ机上でやってるだけでは限界があるんですよ。やっぱり形になった経験があって初めてわかることは多いですからね。
だからこそ、「ミシュラン」も早く形になったものを観てみたいんですが……。
ああ、いけない。愚痴モードになってきてしまいました。
とにかく、演目は変更になってしまいましたが、卒業公演で作品が上演されること、東京デビューが果たされることには変わりはないので、一生懸命頑張ります。
って、私が頑張る作業はもう終わったんだな。
あとはサポーターにまわって研修生を盛り上げたいと思います。
以上、めでたくもあり、めでたくもなしという微妙なお知らせでした。
今後、稽古の様子や公演情報などは別ブログにてお知らせしていきますので、あと3ヶ月ちょっと、ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
新ブログのアドレスは以下の通りです。
「テアトル・エコー研修生卒業公演応援ブログ」
このページへは、右メニューのリンク欄からもとべます。
あ、ちょっと待って!

その前に、ここで皆様にお詫びと訂正があります。
これを読まないままブログに行くと「え???

そうなんです。
「病院ミシュラン」はほんとにほんとにつくづく上演運のない作品みたいで。
こんなお祝いまでいただいたのに(東山さん、ありがとう!)……結局諸事情により上演されるのはべつの作品になったんです。

上演が決まったのは、5年前、名古屋で私のデビュー公演として上演された「マダム・ノアールの占い事件簿」と「ファイティング・マザー」の2本です。
なぜ「病院ミシュラン」が中止になったのかといいますと、まあ理由はいろいろあるんですが、やはり年齢からいっても男女比からいっても、今の研修生がやるのにはかなり無理があると私も演出も判断したからです。
最初は新しく役を書き足すつもりでしたが、どうもそんな次元で済む話ではなくなってきて…。
もともと「病院ミシュラン」は中年の男優がメインのお芝居。研修生は圧倒的に男優が少なく、しかもみんな役年齢の半分くらいの年齢の人ばかり。逆に女優は圧倒的に役の数が足りなくて、全員ダブルにしてもまだ3人足りないという状態。
かといって、役の数を増やすためにもう1本べつの作品をつけるには「ミシュラン」は大作すぎるのです。
その点、今回の2本ならば若い役の見せ場もわりと多くあるし、さわやか度からいっても卒業公演にふさわしい内容なのではないかと思った次第です。
永井さんも「『ミシュラン』を上演することが悲願」という私の思いを知っているだけに、作品変更を言い出すのにかなり気を遣われたようで(笑)、おそるおそるといった感じでメールが送られてきたのですが、私は「他になにかいい作品ないかなあ」ともちかけられたときに、頭の中で薄ぼんやりとこの2本になるんじゃないかという予想はしていました。
なので「この2本でいきたい」と言われたときは「ああ、やっぱり」という感じだったんですが…。
でも今回はあくまでも研修生の卒業公演として成功させることが一番の目的なわけですから、合わない作品を無理やりやってもすべての人にとって不幸な結果を生み出してしまうだけです。
というわけで、私もこの2本にして正解だと思います。
とはいうものの、今までに何度も上演の話がもちあがってはいろいろな理由でつぶれていった「病院ミシュラン」は、ほんとにツチノコ(←古い)並に幻度が高いな〜と運のなさに驚いています。

読んだ人から「これ今すぐ観たい!」「なんで上演されないの?」と言われるたびに「こっちが聞きたいよ!

一方、「マダム・ノアールの占い事件簿」は、生まれて初めて書いた戯曲で、最初は30分ほどの小品でした。
講評会では先生にメチャクチャ叩かれ、「こんなの芝居じゃない。TVだ


短さが幸いしている部分もあるとは思いますが(2本立てのペアに使いやすい)、それでも賞をとったわけでもないこの作品が5年間で3回も上演されているのは、やはり強運といっていいと思います。
もちろん、上演にあたってはその都度かなり手を加えましたし、今回も細かい部分で直しを重ねに重ねています(「ファイティング・マザー」も同様)。
酷評した先生も、最初に上演されたときには喜んで観てくださってましたし、上演されるたびにそうやってグレードアップしていけるチャンスのある作品は幸せだなと思います。
直しって、ただ机上でやってるだけでは限界があるんですよ。やっぱり形になった経験があって初めてわかることは多いですからね。
だからこそ、「ミシュラン」も早く形になったものを観てみたいんですが……。
ああ、いけない。愚痴モードになってきてしまいました。
とにかく、演目は変更になってしまいましたが、卒業公演で作品が上演されること、東京デビューが果たされることには変わりはないので、一生懸命頑張ります。
って、私が頑張る作業はもう終わったんだな。
あとはサポーターにまわって研修生を盛り上げたいと思います。
以上、めでたくもあり、めでたくもなしという微妙なお知らせでした。
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「RE>PLAY〜一度は観たい不滅の定番」
Webサイトで連載していた演劇評をまとめて出版したものです。
「演劇って、興味なくはないけど何を選んだらいいのかわからなくて」………ビギナーが感じがちなそんな敷居の高さを取り払うために書きました。
数多い名作の中から「再演されたことのある作品」に絞り、 唐沢がお勧めの25本について熱く語りたおします。ビギナーからオタクまで、全種適用OK!
Webサイトで連載していた演劇評をまとめて出版したものです。
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