古伊万里★新伊万里
劇作家・唐沢伊万里の身辺雑記です
衝撃の「レミゼ」文化祭公演
母校(中学・高校)の文化祭に行ってきました。
私の母校は体育祭と文化祭だけが自慢の学校です。
というと、「まーた。おまえの母校のイベント自慢は聞き飽きた。もういい」と言われる方もあるかと思いますが、初めての方もいると思うのでしつこくまた書かせていただきます。
私の母校は都内のやや田舎寄りにある私立の女子校で、どちらかというと「音楽」と「演劇」で有名ですが、私が通っていたのはどっちでもない普通科です。「音楽」と「演劇」と「普通」の位置関係は少々歴史的経緯がややこしいので説明省略(これからの話には直接関係ないので)。
とにかく普通科でありながらうちの生徒は異様にイベント好きが多く(そしてまた芸術方面の才能に秀でた人が多かった)、その中でもスポーツや勝負事に燃えるタイプの人は春の体育祭に、文化・芸術・自己表現全般への欲求が高いタイプの人は秋の文化祭に力を注げるシステム(?)になっており、言うまでもなく私は典型的な後者でした。
どれだけ後者だったかというと、中1から高1まで文化祭の役員をやり、中3から高3まで毎年「映画」か「舞台」か「映画と舞台両方」を創ってました。
もう私の1年は秋の文化祭後に始まり、翌年の文化祭の準備で1年を過ごし、1年後の文化祭で幕を閉じると言っても過言ではないくらい。おお、なんかアメリカのハイスクールみたいなサイクルでかっこいいな(笑)。
体育祭の熱狂度合いについてはまたいろいろと書きたいことはあるのですが、それはべつの機会に。今は文化祭に絞って書きたいと思います。
「雀百まで文化祭忘れず」とのたとえ通り、これだけのイベント好きどもが卒業と同時に情熱を失うはずもなく、というか一般社会では情熱のもっていきどころがほとんどないため、うちのOGは非常に頻繁に文化祭を訪問します(自己啓発セミナーの修了者がその後もセミナーの見学に通って他の参加者の体験を追体験しようとするのに似てるかも)。
それも、卒業して10年以内くらいならまだ「懐かしくて」というのもわかるけど、あまり大きな文字では書きたくないですが、卒業後26年たっているのになぜこんなにいっぱい来てるんだおまえら。っていうくらい、皆さんいまだに訪れてます。
今回も、待ち合わせてずっと一緒に行動した同級生は一応全部で4人なんですが、現地に着いたらあっちにもこっちにも同級生が徘徊しており、そのたびに同行メンバーが増えたり減ったりして、結局誰と誰が一緒にまわっているのかよくわからなくなるくらいメンツは流動的でした。しかもそのメンバーには同級生だけでなく家族、つまり同級生の夫や子供も含まれたりするのでますますよくわからない。
まあ小さい子供は否応なく親についていくしかないのでわかりますが、わからないのは「旦那」。若い男性なら「女子高生見たさ」というのはわからなくもないし、自分の子供が通ってるというならそれもまた納得です。でもそのどちらでもない「旦那」というのが存在するんですよ。強いて言えば「純粋にここの文化祭が好き」としか思えないウォッチャーが。だって何回も来てて「この数年のパフォーマンスの傾向」とか語るんですよ。マニアックすぎますって(笑)。
ここ数年はちょうど娘を母校に通わせている同級生の数がピークを迎えていることもあって、ますますOGの文化祭に向ける視線は熱い。
というわけで、前置き長くなりましたが、今回は友人TとRのお嬢さんが中学演劇部の舞台にたつというので、4年ぶりに行ってきたんですけど、文化祭の規模はさらに巨大化していて、プログラムを見ても参加グループの数が多すぎてどこでなにが行われているのか簡単には把握できないほど。なんでも最近は、参加者が増えすぎないように、参加制限が設けられているらしいです(個人グループ参加は高校以上とか、参加のかけもちは1人いくつまでとか)。
来場者の増加に伴い、セキュリティも厳しくなり、保護者が同伴しないと一般客は入れないとか、入場券代わりのプログラムを提示しないと再入場できないとか、フリーパスだった平和な昔と比べたら隔世の感ありでした。
朝10時に到着すると、すでに友人が保護者枠で整理券を用意していてくれてました。
整理券……そう。舞台発表関係は原則整理券がないと観られないという事実にまず私は驚きました。
だいたい、とりあえずは知り合いや家族が出てるところの整理券に並ぶじゃないですか。そうするともう他のところに並んでる余裕ないから、結果的に整理券もらえるのって1カ所くらいしかないんですよ。
なんかここはディズニーか?って感じですよね。来年はファーストパスとか出るかもしれん。
で、演劇部の舞台ですが、いやー、中学生はなにやってもかわいいです。他人でもそう思うんだから、こりゃ親はたまらんだろうな。隣のTはわりとクールなキャラで「うちの子はね」みたいな感じでは全然ない人なんですが、お嬢さんが出てきて笑いをとる芝居をするたびに「もうやだ。あの子ったら、恥ずかしい」的な微妙に浮き足だった反応をするので、「うーん。やはりTといえども人の子(親)。子供のパフォーマンスは冷静に観ることができないのね」となんだか新鮮でした。こっちまでハラハラしちゃったよ(笑)。
ちなみに演目はネットで探して上演許可をとったオリジナル作品のようで、ほぼ中学生ばかりが登場する青春ものっぽい内容でした。強いていえばキャラメルボックスのようなノリで、やっぱり中高生〜大学生はこういうの好きなんだなーと再認識。
しかし中学生がネット使って自力で作品探すっていかにも「時代」ですね。私たちのときは演劇好きの顧問が自分なりの演劇ポリシーをもって脚本を書き下ろしたり、カリスマ的に生徒を指導したりしていたものですが。
で、本題はこのあとに観た「レ・ミゼラブル」のことです(これは個人グループ発表)。
「え? そんなもの文化祭でやるの?」と思うかもしれませんが、私たちの時代は劇団四季のミュージカルもまだそれほど巨大マーケットではなかった時代なので(いわゆる「キャッツ」以前)、文化祭で舞台をやる人というのはすごーく少数派でした。
ところが、卒業後数年したくらいからミュージカルブームが到来し、むやみやたらに有名ミュージカルのコピーを上演するクラス&グループが増えてきて、今では高3(つまり最終学年)のクラスはほぼ例外なく全部が「舞台」を発表するのが慣例となってます。もっとも今はストレートプレイも増えてきてミュージカルと半々くらいですが。
また、この高3のクラス発表というのが毎年かなりレベルが高いらしく、一般のお客が予備知識なしで観たら絶対に「演劇部」だと思うくらいうまいんだそうです。それだけに人気も注目度もひときわ高く、簡単には観ることができません。
今回の「レミゼ」は、演目は派手だけど、クラス発表ではなく個人グループ発表だったためか、整理券なしでも席に座ることができました。
舞台発表は交替時間も含めて持ち時間が1時間と決まっているため、上演時間は最長でも45分を越えてはいけないことになってます。
「レミゼ」をご存じの方はすぐに同じことを思うと思うのですが、これはどう考えてもムチャというものです。
「レミゼ」の上演時間は3時間。あの膨大な原作のエピソードを3時間にまとめただけでも偉業だったのに、それをさらに4分の1に圧縮しようというのです。
高速早送りでも無理です。
でも「それでもやりたい」という強引な気持ちでおしきるのがうちの生徒の伝統です。
で、どうやったか?
じつは、たしか4年前にも(あるいはもっと前に見にいったときかも)文化祭で「レミゼ」を観たことがあるんですが、それは完全に「名場面集」でした。話知ってる人でなきゃ絶対についていけない。「ここ好き!」っていう歌の場面だけを無邪気につないでいったものって感じでした。
それもある意味潔いと思いましたが、今回はもっと潔かった。
なんと、「歌詞をセリフにしてる」んです。
いやー、これにはひっくりかえりそうになりましたよ。
最初にナレーションが入る。
「1815年、ツーロンで云々…」
これはまあいい。
続いて仮釈放される囚人バルジャンと因縁をつけるジャベール警部のやりとり。
ここも歌詞を歌わないでセリフとして処理している。
「え?」と思ったけど、もともと3時間のものをすべて再現するのは無理なわけだし、ソロとか以外はこういうふうにセリフにすることによって状況説明として端折るのかな、それもいたしかたないかなと納得しました。
が、そのあと、プロローグの幕を切るバルジャンの改心のソロ。
いくらなんでもここはくるだろうと思ったら……こなかったんですよ。
「私は変わった」って一言でセリフで言われて暗転。
え〜〜〜!!!
……「変わった」んだ。
いや、「変わった」のはわかったけど、ちょっと待ってよ。これミュージカルじゃないの? ミュージカルだよね。
それとも「レミゼ」をミュージカルだと思いこんでたのは私の幻?
そんな要旨だけを淡々と流されまくっても……そりゃたしかに必要最小限の情報は入ってるけど、「バルジャン、変わった」って電報じゃないんだからそこまで省略されても……。
プロローグの暗転時、不安になった私は隣りのTに囁きました。
「これ……歌ないの……?」
が、Tは「レミゼ」を観たことがなかったようで、まったく違和感なく観ていたようでした。
いや、違和感なくはないでしょうが、多分「さくさく進みすぎて話の展開がよくわからない」とは思ったでしょうが、もとを知らないのだから「こういうものなのだろう」と受け入れたとしても無理はない。
「今までのところ……ほんとは全部歌なんだけど。ていうか、『レミゼ』は歌以外ないはずなんだけど」
「そうなんだ」
「………
」
説明しながら虚しくなってきて、取り残されたまま舞台は明転しました。
月日はズバッと8年後にとび、場所も変わって「1日の終わりに」のコーラスの場面に。
まさかここも労働者が並んで「1日が終わりゃ…終わりなのさ」とか一言のセリフでまとめられて終わっちゃうんじゃないだろうな。
とかなり身構えましたが、ここで初めてカラオケが流れて歌がうたわれました。
おぉ、歌だ!
よかった〜。私の知ってる「レミゼ」だよ。
もしかして同じ原作の違う作品なのかもとまで思い詰めていましたが、これでひとまず安心。
コーラスが終わるとファンティーヌが登場。手紙を読んでいて「大変。子供が重い病気ですって」と一人語り。
…………またセリフに戻ってしまった。
本来ならここでファンティーヌに反感をもつ工場の仲間との諍いが繰り広げられ、ファンティーヌが工場をやめさせられて途方に暮れる場面につながるのですが、これまたざっくり省略されて、さっき歌ってた工場の仲間はもうどこにもいなくて、いきなりファンティーヌが一人で途方に暮れているシーンから始まる。
気持ちはわかるけど、それじゃあさっきの工場とファンティーヌは関係なくなっちゃうのでは?
そして途方に暮れたファンティーヌの有名なソロナンバー「夢やぶれて」は影も形もないまま5秒後には彼女は夜の女になっている(笑)。
そしていきなり夜の女のコーラス「ラブリィ・レイディ」が始まる。
な、なぜこんな風紀上問題がありそうな歌だけノーカット????
まあこんな調子で全部説明していったらキリがないんでやめますが、とにかくほとんどすべての歌がセリフになってしまっていて、気がつけば煙に巻かれたままラストシーンに突入していました。
基本的に歌はコーラス中心にしているようで、完全なソロは「ジャベールの自殺」と「オン・マイ・オウン」だけ。
いや、私は知ってるからいいけど、知らない人はこれを観て「レミゼ」をなんだと思うんだろうか。
べつに私は熱烈なレミゼファンというわけではないけれど、それでも心配になって同行した人々(皆「レミゼ」は未見のようだ)に反応を聞いたところ、まず最初に「これ本当は何分の作品なの?」と聞き返されました。
要するに「なんか話がよくわからなかった」ということが言いたかったらしい。
………そうだよね。わかったらきみはすごい人だと思うよ。
「そんなに長い作品ならいっそ歌はやめて全部セリフにしちゃえばいいのに」とまで言う人もいて、「いや。歌詞をセリフにするのと、ストレートプレイとしてセリフを書くのとは全然違う。ていうか、それすでに『レミゼ』じゃないし」と反論しようと思いましたが、もとのミュージカルを知らない人に言ってもしょうがないのでひきさがりました。
基本的に、文化祭だし、達成感のためにムチャでもなんでもやりたいことを勢いで無理にでもやってしまうことについては擁護派にまわりたいと思っていますが、ちょっとさすがにこれは……。
今後学校側は、参加制限条例のひとつに「レミゼを上演しないこと」という項目を加えてください。
あるいはジョン・ケアードはカットに応じて雪だるま
式にロイヤリティ
が増えていくというシステムを提示すべきです(払ってないだろうけど)。
私の母校は体育祭と文化祭だけが自慢の学校です。
というと、「まーた。おまえの母校のイベント自慢は聞き飽きた。もういい」と言われる方もあるかと思いますが、初めての方もいると思うのでしつこくまた書かせていただきます。
私の母校は都内のやや田舎寄りにある私立の女子校で、どちらかというと「音楽」と「演劇」で有名ですが、私が通っていたのはどっちでもない普通科です。「音楽」と「演劇」と「普通」の位置関係は少々歴史的経緯がややこしいので説明省略(これからの話には直接関係ないので)。
とにかく普通科でありながらうちの生徒は異様にイベント好きが多く(そしてまた芸術方面の才能に秀でた人が多かった)、その中でもスポーツや勝負事に燃えるタイプの人は春の体育祭に、文化・芸術・自己表現全般への欲求が高いタイプの人は秋の文化祭に力を注げるシステム(?)になっており、言うまでもなく私は典型的な後者でした。
どれだけ後者だったかというと、中1から高1まで文化祭の役員をやり、中3から高3まで毎年「映画」か「舞台」か「映画と舞台両方」を創ってました。
もう私の1年は秋の文化祭後に始まり、翌年の文化祭の準備で1年を過ごし、1年後の文化祭で幕を閉じると言っても過言ではないくらい。おお、なんかアメリカのハイスクールみたいなサイクルでかっこいいな(笑)。
体育祭の熱狂度合いについてはまたいろいろと書きたいことはあるのですが、それはべつの機会に。今は文化祭に絞って書きたいと思います。
「雀百まで文化祭忘れず」とのたとえ通り、これだけのイベント好きどもが卒業と同時に情熱を失うはずもなく、というか一般社会では情熱のもっていきどころがほとんどないため、うちのOGは非常に頻繁に文化祭を訪問します(自己啓発セミナーの修了者がその後もセミナーの見学に通って他の参加者の体験を追体験しようとするのに似てるかも)。
それも、卒業して10年以内くらいならまだ「懐かしくて」というのもわかるけど、あまり大きな文字では書きたくないですが、卒業後26年たっているのになぜこんなにいっぱい来てるんだおまえら。っていうくらい、皆さんいまだに訪れてます。
今回も、待ち合わせてずっと一緒に行動した同級生は一応全部で4人なんですが、現地に着いたらあっちにもこっちにも同級生が徘徊しており、そのたびに同行メンバーが増えたり減ったりして、結局誰と誰が一緒にまわっているのかよくわからなくなるくらいメンツは流動的でした。しかもそのメンバーには同級生だけでなく家族、つまり同級生の夫や子供も含まれたりするのでますますよくわからない。
まあ小さい子供は否応なく親についていくしかないのでわかりますが、わからないのは「旦那」。若い男性なら「女子高生見たさ」というのはわからなくもないし、自分の子供が通ってるというならそれもまた納得です。でもそのどちらでもない「旦那」というのが存在するんですよ。強いて言えば「純粋にここの文化祭が好き」としか思えないウォッチャーが。だって何回も来てて「この数年のパフォーマンスの傾向」とか語るんですよ。マニアックすぎますって(笑)。
ここ数年はちょうど娘を母校に通わせている同級生の数がピークを迎えていることもあって、ますますOGの文化祭に向ける視線は熱い。
というわけで、前置き長くなりましたが、今回は友人TとRのお嬢さんが中学演劇部の舞台にたつというので、4年ぶりに行ってきたんですけど、文化祭の規模はさらに巨大化していて、プログラムを見ても参加グループの数が多すぎてどこでなにが行われているのか簡単には把握できないほど。なんでも最近は、参加者が増えすぎないように、参加制限が設けられているらしいです(個人グループ参加は高校以上とか、参加のかけもちは1人いくつまでとか)。
来場者の増加に伴い、セキュリティも厳しくなり、保護者が同伴しないと一般客は入れないとか、入場券代わりのプログラムを提示しないと再入場できないとか、フリーパスだった平和な昔と比べたら隔世の感ありでした。
朝10時に到着すると、すでに友人が保護者枠で整理券を用意していてくれてました。
整理券……そう。舞台発表関係は原則整理券がないと観られないという事実にまず私は驚きました。
だいたい、とりあえずは知り合いや家族が出てるところの整理券に並ぶじゃないですか。そうするともう他のところに並んでる余裕ないから、結果的に整理券もらえるのって1カ所くらいしかないんですよ。
なんかここはディズニーか?って感じですよね。来年はファーストパスとか出るかもしれん。
で、演劇部の舞台ですが、いやー、中学生はなにやってもかわいいです。他人でもそう思うんだから、こりゃ親はたまらんだろうな。隣のTはわりとクールなキャラで「うちの子はね」みたいな感じでは全然ない人なんですが、お嬢さんが出てきて笑いをとる芝居をするたびに「もうやだ。あの子ったら、恥ずかしい」的な微妙に浮き足だった反応をするので、「うーん。やはりTといえども人の子(親)。子供のパフォーマンスは冷静に観ることができないのね」となんだか新鮮でした。こっちまでハラハラしちゃったよ(笑)。
ちなみに演目はネットで探して上演許可をとったオリジナル作品のようで、ほぼ中学生ばかりが登場する青春ものっぽい内容でした。強いていえばキャラメルボックスのようなノリで、やっぱり中高生〜大学生はこういうの好きなんだなーと再認識。
しかし中学生がネット使って自力で作品探すっていかにも「時代」ですね。私たちのときは演劇好きの顧問が自分なりの演劇ポリシーをもって脚本を書き下ろしたり、カリスマ的に生徒を指導したりしていたものですが。
で、本題はこのあとに観た「レ・ミゼラブル」のことです(これは個人グループ発表)。
「え? そんなもの文化祭でやるの?」と思うかもしれませんが、私たちの時代は劇団四季のミュージカルもまだそれほど巨大マーケットではなかった時代なので(いわゆる「キャッツ」以前)、文化祭で舞台をやる人というのはすごーく少数派でした。
ところが、卒業後数年したくらいからミュージカルブームが到来し、むやみやたらに有名ミュージカルのコピーを上演するクラス&グループが増えてきて、今では高3(つまり最終学年)のクラスはほぼ例外なく全部が「舞台」を発表するのが慣例となってます。もっとも今はストレートプレイも増えてきてミュージカルと半々くらいですが。
また、この高3のクラス発表というのが毎年かなりレベルが高いらしく、一般のお客が予備知識なしで観たら絶対に「演劇部」だと思うくらいうまいんだそうです。それだけに人気も注目度もひときわ高く、簡単には観ることができません。
今回の「レミゼ」は、演目は派手だけど、クラス発表ではなく個人グループ発表だったためか、整理券なしでも席に座ることができました。
舞台発表は交替時間も含めて持ち時間が1時間と決まっているため、上演時間は最長でも45分を越えてはいけないことになってます。
「レミゼ」をご存じの方はすぐに同じことを思うと思うのですが、これはどう考えてもムチャというものです。
「レミゼ」の上演時間は3時間。あの膨大な原作のエピソードを3時間にまとめただけでも偉業だったのに、それをさらに4分の1に圧縮しようというのです。
高速早送りでも無理です。
でも「それでもやりたい」という強引な気持ちでおしきるのがうちの生徒の伝統です。
で、どうやったか?
じつは、たしか4年前にも(あるいはもっと前に見にいったときかも)文化祭で「レミゼ」を観たことがあるんですが、それは完全に「名場面集」でした。話知ってる人でなきゃ絶対についていけない。「ここ好き!」っていう歌の場面だけを無邪気につないでいったものって感じでした。
それもある意味潔いと思いましたが、今回はもっと潔かった。
なんと、「歌詞をセリフにしてる」んです。
いやー、これにはひっくりかえりそうになりましたよ。
最初にナレーションが入る。
「1815年、ツーロンで云々…」
これはまあいい。
続いて仮釈放される囚人バルジャンと因縁をつけるジャベール警部のやりとり。
ここも歌詞を歌わないでセリフとして処理している。
「え?」と思ったけど、もともと3時間のものをすべて再現するのは無理なわけだし、ソロとか以外はこういうふうにセリフにすることによって状況説明として端折るのかな、それもいたしかたないかなと納得しました。
が、そのあと、プロローグの幕を切るバルジャンの改心のソロ。

いくらなんでもここはくるだろうと思ったら……こなかったんですよ。
「私は変わった」って一言でセリフで言われて暗転。
え〜〜〜!!!

……「変わった」んだ。
いや、「変わった」のはわかったけど、ちょっと待ってよ。これミュージカルじゃないの? ミュージカルだよね。
それとも「レミゼ」をミュージカルだと思いこんでたのは私の幻?
そんな要旨だけを淡々と流されまくっても……そりゃたしかに必要最小限の情報は入ってるけど、「バルジャン、変わった」って電報じゃないんだからそこまで省略されても……。
プロローグの暗転時、不安になった私は隣りのTに囁きました。
「これ……歌ないの……?」
が、Tは「レミゼ」を観たことがなかったようで、まったく違和感なく観ていたようでした。
いや、違和感なくはないでしょうが、多分「さくさく進みすぎて話の展開がよくわからない」とは思ったでしょうが、もとを知らないのだから「こういうものなのだろう」と受け入れたとしても無理はない。
「今までのところ……ほんとは全部歌なんだけど。ていうか、『レミゼ』は歌以外ないはずなんだけど」
「そうなんだ」
「………

説明しながら虚しくなってきて、取り残されたまま舞台は明転しました。
月日はズバッと8年後にとび、場所も変わって「1日の終わりに」のコーラスの場面に。
まさかここも労働者が並んで「1日が終わりゃ…終わりなのさ」とか一言のセリフでまとめられて終わっちゃうんじゃないだろうな。
とかなり身構えましたが、ここで初めてカラオケが流れて歌がうたわれました。
おぉ、歌だ!

よかった〜。私の知ってる「レミゼ」だよ。
もしかして同じ原作の違う作品なのかもとまで思い詰めていましたが、これでひとまず安心。

コーラスが終わるとファンティーヌが登場。手紙を読んでいて「大変。子供が重い病気ですって」と一人語り。
…………またセリフに戻ってしまった。

本来ならここでファンティーヌに反感をもつ工場の仲間との諍いが繰り広げられ、ファンティーヌが工場をやめさせられて途方に暮れる場面につながるのですが、これまたざっくり省略されて、さっき歌ってた工場の仲間はもうどこにもいなくて、いきなりファンティーヌが一人で途方に暮れているシーンから始まる。
気持ちはわかるけど、それじゃあさっきの工場とファンティーヌは関係なくなっちゃうのでは?
そして途方に暮れたファンティーヌの有名なソロナンバー「夢やぶれて」は影も形もないまま5秒後には彼女は夜の女になっている(笑)。
そしていきなり夜の女のコーラス「ラブリィ・レイディ」が始まる。
な、なぜこんな風紀上問題がありそうな歌だけノーカット????

まあこんな調子で全部説明していったらキリがないんでやめますが、とにかくほとんどすべての歌がセリフになってしまっていて、気がつけば煙に巻かれたままラストシーンに突入していました。
基本的に歌はコーラス中心にしているようで、完全なソロは「ジャベールの自殺」と「オン・マイ・オウン」だけ。
いや、私は知ってるからいいけど、知らない人はこれを観て「レミゼ」をなんだと思うんだろうか。
べつに私は熱烈なレミゼファンというわけではないけれど、それでも心配になって同行した人々(皆「レミゼ」は未見のようだ)に反応を聞いたところ、まず最初に「これ本当は何分の作品なの?」と聞き返されました。
要するに「なんか話がよくわからなかった」ということが言いたかったらしい。
………そうだよね。わかったらきみはすごい人だと思うよ。

「そんなに長い作品ならいっそ歌はやめて全部セリフにしちゃえばいいのに」とまで言う人もいて、「いや。歌詞をセリフにするのと、ストレートプレイとしてセリフを書くのとは全然違う。ていうか、それすでに『レミゼ』じゃないし」と反論しようと思いましたが、もとのミュージカルを知らない人に言ってもしょうがないのでひきさがりました。
基本的に、文化祭だし、達成感のためにムチャでもなんでもやりたいことを勢いで無理にでもやってしまうことについては擁護派にまわりたいと思っていますが、ちょっとさすがにこれは……。
今後学校側は、参加制限条例のひとつに「レミゼを上演しないこと」という項目を加えてください。
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著作
「RE>PLAY〜一度は観たい不滅の定番」
Webサイトで連載していた演劇評をまとめて出版したものです。
「演劇って、興味なくはないけど何を選んだらいいのかわからなくて」………ビギナーが感じがちなそんな敷居の高さを取り払うために書きました。
数多い名作の中から「再演されたことのある作品」に絞り、 唐沢がお勧めの25本について熱く語りたおします。ビギナーからオタクまで、全種適用OK!
Webサイトで連載していた演劇評をまとめて出版したものです。
「演劇って、興味なくはないけど何を選んだらいいのかわからなくて」………ビギナーが感じがちなそんな敷居の高さを取り払うために書きました。
数多い名作の中から「再演されたことのある作品」に絞り、 唐沢がお勧めの25本について熱く語りたおします。ビギナーからオタクまで、全種適用OK!
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怖いもの見たさ
3時間を45分にするなんざぁすごい度胸ですよね。
3時間半弱を3時間に縮めた作品に
でも、ちょっと、怖いものみたさで、見てみたかったかも。今度、また、「レミゼ」を45分でやろうという勇気ある生徒がいたら、ぜひ、知らせて下さい
腐っても文化祭
昨日うちにテ●が来て、文化祭の話をしていきました。
3階のベランダから、下を歩くオバ●を大きな声で呼んだら、「良い年して」と妹にたしなめられたとか。
M先生のハゲが相当進んでいるという話もでました。
45分のレミゼも見てみたかったな~。
私としては、やっぱり「寄席」ですかね~。
レミゼを知らない人々
「レミゼウォッチャー」として名高いレミゼ貧乏さんなら、必ずやこの話には反応してくださると思ってましたー(笑)。
いやー、やるのも勇気あるけど、観るのも勇気いりますぜ。
でもね、一番ショックだったのは、一緒に観た人たちが誰も「レミゼ」を知らなかったという事実です。
今まで、私よりはるかに多く、また熱心に「レミゼ」を観まくっている人たちに囲まれた日々を送っていたため、「知らない人がこんなにいるんだ」という事実に衝撃を受けました。
まあ、考えてみれば今までまわりにいた人たちがものすごく特殊で、知らない人のほうが普通なわけですが。
多分、レミゼ貧乏さんのような方と一緒に観ていれば「えー、ここがあんなふうに!」「あれって明らかにこれを意識してるよね」みたいなマニアックな盛り上がりが楽しめたと思うし、「お互いに本物を知っている」という安心感からもっと余裕をもって「45分のレミゼ」を楽しめたと思うんですが、全員が「本物を知らないで観ている」と思うとなんか妙に落ち着かなくてねえ。
「これで『レミゼ』がわかったと思われたらどうしよう」という不安から、思わず「いや、ホントはこういうんじゃなくてね」とか、いろいろ余計な説明をしたくなっちゃうわけです。でも、ミュージカル観たことない人にいくら一生懸命説明してもわかるわけないし。ていうか、皆はべつにそんな違いなんか知りたくもないだろうし。
そう思うとすごーーく孤独な気分でした。
「レミゼ」は毎年やるかどうかわかりませんが、毎年なんらかの有名ミュージカルは上演されるようなので、今度お誘いさせてください。
消えゆく伝統
書き忘れたんですが、「寄席」がなくなってたんですよ。
これにはびっくり!
注※「寄席」とは、うちの学校が太古の昔より伝統的に続けてきた文化祭のイベントの中でも別格の歴史をもつもので、毎年高3の有志がその学年色をつけた寄席をやることになってます(「紫亭」とか「紅亭」とか)。最終学年だけが参加する権利があるというのがミソで、毎年その学年でもっとも芸達者な人々が集まって盛り上がり、ときには先生とのコラボも楽しめます。落語・漫才から大喜利まで、笑いを真摯に追求した出し物の数々はかなりレベルが高く、そのままお笑い芸人としてデビューできそうな人もちらほら。一番大きな階段教室で終日やっているので、舞台と違っていつ入っても楽しめるのもよかった。
フランソワさんはかなり寄席には命かけてたので、さぞショックでしょう。
たしか5年前(本文に4年ぶりと書きましたが、実際は5年前でした)に一緒に文化祭行ったよね。で、寄席のレベルが著しく落ちてることに皆で激怒したの憶えてる?
人様に見せるレベルではとうていなくて、なんか休み時間にじゃれあってるところをそのまま見せられてる感じで、なにしゃべってんのか全然わかんないの。なによりも許し難いのはやってる本人が笑っちゃってるということ。内輪受けもいいとこ。
それ見たフランソワさん、「なんだよ、これ。ちゃんとネタあわせしてんの? 私たちのときはものすごく練習が厳しくて泣きながらやったものなのに。プロでもないのに『プロなら笑うな!』とか顧問に怒られたもんだよ」と柳眉をさかだててお怒りに。
そのうちに、15分かけてやるネタが5分で終わってしまい「15分かかると思ったんですけどー」と開き直るグループが出現。
てことは、あんたたち今までに一度も合わせてないわけか!と思ったら案の定
「じつはこのネタ、昨日考えたんですー」。
これには唖然。フランソワさんが今にも「ふざけんな、おまえら。寄席をなめんなぁあああ〜!!」と暴れだしそうだったのであわてて外に連れ出しましたが。
まあ、今考えるとこのときから斜陽の兆しがあったのかも。お客も異様に少なかったしね。
たしかに私たちの頃は舞台とかほとんど皆やらなかったから、その分精鋭が寄席に集結したんだと思うんだよね。だから花形として輝いていた。
でも今は皆舞台に力注いでるから、寄席まで才能がいきわたらないんだと思うよ。
そのときも「あ。あの司会やってる子、午前中★△×■の舞台で現場監督の役やってた子だ」というのがあったりして、売れっ子はあちこちかけもちして分刻みのスケジュールで動いてるのがわかったし。
ていうか、おまえら受験勉強しろよって感じですね。
がっかり・・・
がび~~ん。(と言うのも古いな)
でしょうね。あれじゃ。
とは言え世間はお笑いブーム。
何で無くなったんでしょうね。
まあ、監修できる先生がいなくなった事もあるでしょう。
私の頃は落語キチガイの先生がいましたから。
きちんとプロの落語家のアドバイスもありましたし。
そういった背景が寄席をなくしたんでしょう。
残念の極みであります。
来年はもう少し元気になって、ショートカットミュージカルを見に行きたいですね。
もっとOG活用を!
いくら生徒が芸達者で笑いのセンスがあったところで、我流でつとまるほど甘いものじゃないし。
まあ、どこのとはあえていいませんが、部活の顧問なども人材不足というか、「知識も熱意もキャリアも興味すらない」のでまったく頼りにならないという話をききました。
もったいないねー。私ならバリバリやっちゃうのに。顧問にしてくれよ〜。勉強教えるのはいやだけどイベントだけなら担当するよ。ていうか、勉強指導とイベント指導は分業にすればいいよね(←ジコチュー)。
こんなにイベント好きのOGがいっぱいいるんだからもっと活用すればいいのに。
フランソワさんはぜひ「寄席」の復活に後半生を捧げてください。
私は「レミゼ」の指導に行きます(笑)。
食いついちゃいました
伊万里さんの予想通り、食いついちゃいました(笑)
そうですかぁ。
レミを知らない人、案外多いんですね。
確かに、初演当初は、TVでドキュメンタリーしたり、新聞にオーディション記事が載ったりしましたが、固定客(リピーター)がついてからは、そんなに全国区の宣伝はしてなかったですもんね。
東宝の回し者じゃないんだけど、宣伝料も、説明賃ももらってないけど、「レミゼって、本当は、こうじゃないんだよ」って説明したくなっちゃう気持ち、わかります。わかります(笑)。
今度、ぜひぜひ、レミゼじゃなくても誘ってくださいまし(^o^)
これって逆でしょ
だってレミゼ貧乏さんの説で言うと、大々的に宣伝された初演時は生まれてもいなかった子たちだよ。もちろん、今でも再演され続けてるから観るチャンスはあるだろうけど、高校生がのめりこむほど通うには贅沢な娯楽でしょう? いったいいつどこでそんな味を覚えたんだよ。
一方、私の同行者は全員、私と同年齢か同年代。初演時の大騒ぎをリアルタイムで知っているわけで、どう考えても高校生たちよりはなじみがあるはず。
なのに、舞台上で思い入れたっぷりに熱演してるのは10代の高校生たちで、よくわからないまま「これがレミゼというものなんだね」って納得して観てるのは40代の人々ってなんか変じゃない? いや、納得してない40代も約1名いたけど(笑)。
まあ、さすがに「レミゼってなに?」というほど知らない人はいなかったけど(と思うけど)。「レミゼ」という有名な大作ミュージカルがあるらしい。というくらいは知ってても、どのくらい長いのかとか、どこまでが歌なのかとか、どんな人物が出てくるのかとか、どんな音楽なのかとか、そういうことまではよく知らないってことでしょう。
それだけに、曲も高校生たちが作ったんだと思いこんでる人がいたのには頭が真っ白になりましたよ(笑)。
あ、今レミゼ貧乏さん、血管きれました?
私が必死にならざるをえなかった状況、わかっていただけましたでしょうか。。。
無題
え。寄席、なくなったんですか。
私が見た年は全盛期だったのかもしれませんね。
内輪ネタもあるのに、完全に部外者の私が、涙と鼻水こぼしながら爆笑しましたから。
そこまで可笑しくなくてもいいのに、そこまで可笑しかったんですよ。
やっぱり学校は生き物ですね。変わっていくんだなあ(遠い目)。
歴史の証人
そうそう。全然関係ないのにわざわざ来ていただきましたよね。
あれは5年前に行った文化祭よりさらに5年前くらいか?
そうですね。あの頃はまだけっこう真面目にやってたので、自信をもって人様をお連れすることができました。
私たちの頃はもっとおもしろかったけどね。
とか言うと「ババアの繰り言」と言われそうなのでやめておきます。
「昔は良かった」というのは老人の定番ゼリフですからね。
でも「廃止されている」という事実が、なによりも質の低下を物語っていると思います。
今思うと、あのときに東山さんをお連れしておいてよかった。
今度は「学年の才能と英知が結集している」と言われる高3の舞台発表をぜひ観にきてください。
ご無沙汰してます
本公演を別にやるのでは??と、思ってみました。
ウチのガッコではそうだったので…。
エリザベートとか、ものっそい短くして
上演してましたから。うはははは。
ワタシらの期からは、文化祭はSHOWにしてしまい
ましたが、今思うとあの思い切ったカットの仕方
は勉強になりました。
ジャベール並の監視
こちらこそご無沙汰でございます。
ブログ引っ越ししてからは初登場ですよね。
本公演って……(笑)この子たち一応本業高校生なんですけど。
私たちの時代はもっと全然のんびりしてたんで、時間とかもそんなに気にしてなかったんですが、今は各参加団体のゲネプロ(?)に執行委員の人が監査にきて、ちゃんと時間内に終わるのかどうかチェックするんですって。
で、数分でもオーバーしてると注意されて、「カットして収まるようにしてください。でないと許可は出せません」と言われるそうです。
ひゃー、びっくり。
ジャベール並の厳しさですね。
「オーバーすればカットという代償を誰でも払うのはこの世の決まりだ〜♪」とかいって(笑)。
おりましたよジャベール
皆様ご無沙汰してます。そしてお邪魔します。
ジャベール監視員、いましたよー。
あと、昔は本番でタイムオーバーしてしまい、
(たぶん間のとり方とか長くなってしまったのか)
ラストの途中で幕が閉まったこともあるらしい。
すんげー観客おいてけぼり!
本公演、って言い方変でしたね。
すみません、自主公演というか、文化祭とは
別に、ウチは部活として公演をしていたので。
でも、文化祭のために集まった集団だったら
それは無いのかな。もったいないですね。
文化祭は最早「ダイジェスト版」で、あらすじ
紹介並みでしたので、私らは部活の公演への
誘導という意味があったから、なぁ。
そして部活アンチな先生に邪魔をされて、
「エリザベート」完全版~の、公演日は?
というお問い合わせが学校宛にきても、
「そんなものやりません!」と言い放たれた、
という思い出が甦りました。
腹八分目
イベントもご飯も「もうちょっとほしい」という腹八分目くらいでやめておいたほうがいいのかも。
部活というのは演劇部? それともミュージカル研究会みたいなサークルでしょうか?
katagiriさんは「エリザベート」でなんの役をやったのでしょうか。
二分メくらいな気も…
その分、舞台を使う団体が多くなって、上演時間が減ってしまうのは本人達も悔しいところでしょうね。でも45分でもやりたかったんだなぁ、レミゼ。
ワタクシめは部活でしたので、その辺も感覚が違うのでしょうね。その作品のために、とかこの一回のために!というより、中高一貫で流れの中にあったものでしたから。
「エリザベート」も「WSS]も、「ミーマイ」もやりました(笑)。「ノバボサノバ」とかも!
ミュージカルというか、タカラヅカの脚本を流用してやっていた歌劇部です。
あ、ワタシは「エリザ~」では
・ウィーンの市民その3
・兵士その3
・結婚式の参列者その3
でございました。構わないさ♪
歌劇部!
そんなハイソなサークルがあったんですね。
やっぱり時代が違うんだなー。うちは今でこそミュージカルや宝塚のコピーは当たり前になってますけど、当時はそんなもんはっきり言って「異端」でしたよ。
宝塚ですら、学内ではファンはマイナーな存在だった気がする。
富国強兵の時代だったもんで(どんな時代だ)。
それにしてもKatagiriさんのような芸達者な方が「その3」ばかり演じていらっしゃるとは、よほど人材豊富な集団だったんですね。
・結婚式の参列者その3
って「家柄はだ・め〜」「かまわないさ〜」というアレですか(指摘が細かいよ)。
皇后が男子を出産~♪
タカラヅカの配役表見ると、「若い貴族」という役で、貴城けいとかがやってたようですが。。
人数も多い時期だったので、フツーに番号で割り振られておりましたね。ヅカみたく、やっぱりホープ・スター道のようなものもあった気がしますが、私はVIVAアンサンブル。自意識過剰な女子高生時代のイイ修行でした。
ウチの部活は某タレントの奥さんになった娘役トップがいらしたところなので、時代はけっこう長いデスヨ~。あ、でもきっと創始時代は、今ほどミュジカルは浸透していない頃でしたでしょうね。。
ワタシは寄席に興味深々です。あればすごい参加したかったかも…。
そんな大物OGが!
そりゃOG指導とかあったら過熱しちゃって大変でしょうねえ。
上下関係も本家並に厳しそう。
爪楊枝使って掃除したりしました?(笑)
そうですね。
katagiriさんがもしうちの学校にきてたら絶対寄席命になってたと思いますよ。
すっごく燃えそう。
あー、そしたら寄席の伝統の灯も消えなかったかもしれませんね。残念。