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古伊万里★新伊万里

劇作家・唐沢伊万里の身辺雑記です

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新居での初笑い

 電車の中吊り広告の「朝青龍、タミル夫人を殴りつけた!」という見出しが目に入った瞬間、脳内で「朝青龍、タミフルで大暴れ」という文章に変換され、「そうかー、朝青龍、問題行動はタミフル服用が原因だったんだ〜」と納得してしまった私は相当暑さで頭がいかれています。

 地鎮祭以降、家の建て替え話は頓挫していましたが、本日、無事に新居の引き渡しが行われました。
 というと、みんなに「えー、もう“品川ライフ”終わりなの?」「もう戻るんだ、早いね〜」と言われるんですが、自分でも早いと思うので、他人はもっと「もう?」って感じでしょうね。
 正直、最初の3ヶ月は比較的ゆっくり過ぎていったんですが、後半の3ヶ月、特に梅雨入りしてからの2ヶ月は本当にあっという間でした。
 一葉会の準備に追われてたこともあるんでしょうが。

 で、「引き渡し」の話ですが。
 私も今回初めて知ったんですけど、「引き渡し」というのは業者から注文主に家の所有権が渡る記念日というか、そういう権利譲渡上の日付のことで、この日をもって注文主は自由に家に出入りし、自由にモノを運び入れ、自由に人を招き入れることができる(同時に業者は自由に出入りができない)ようになります。
 「引き渡し前」に家に何かあればそれはすべて業者の責任になる代わりに、注文主も勝手に出入りはできないし、本1冊といえども家の中に置いてはいけない決まりになっています。

 おもしろかったのは、その儀式というか、「引き渡し」の瞬間です。
 なにをもって「引き渡し」の瞬間とするか……というと、それは「鍵」なんですね。
 これまた私はアバウトに「鍵をもらって『これ以降これで自由に出入りしていいよ』と言われる」くらいに考えていたんですが、それでは今まで工事で出入りしていた業者も同じように自由に出入りできることになってしまいます。
 それが「できないようになっていること」を証明するために、以下のような儀式が行われます。

 まず、「コンストラクション・キー」といって、「工事中に出入りする際に業者が使っていた鍵」を渡され、それで玄関の鍵の開閉ができることを確認します。
 次に「これからうちが使う正式な鍵」を渡され、それを差し込んで施錠できることを確認。このときに自動的に錠の仕組みが変化し、前の「コンストラクション・キー」は使えなくなります。
 最後に「コンストラクション・キー」をもう一度差し込み、「使えなくなったこと」を確認して終了。
 なるほど〜、こうなってるのか〜。と感心しました。

 業者の人たちが帰って家族だけになった瞬間、初めて「自分たちの家なんだ〜」という実感がわきあがり、感無量に(今までは常に業者の人たちに見せてもらうという形だったので、なんとなくこっちのほうがお客みたいな気分でした)。
 契約してから1年。
 決して若くはないメンツで我ながらよくここまでやったと思います。
 迷いに迷って決めた「あの素材」「その色」「このデザイン」のひとつひとつにまつわる思い出が走馬燈のように脳裏をかけめぐり……ってちょっと大げさですが。
 今はまだ入れ物だけですが、これからどういうふうに住み、使っていくかで家も「人」のように成長し、「キャラクター」を備えていくんでしょうね。

 ところで、新しい家といえば当然「最新の設備」が楽しみのひとつですよね。
 築37年の家から移ってきた家族にとっては、なにもかもが「浦島状態」。
 「なにこれ?」「なにこれ?」「なんなの、これは〜!!??」……という連続です。
 中でも驚いたのがインターフォン。
 訪ねてきた人の画像が写るのはまあ当然として、訪問者の顔が画像フォルダに記録されていくという機能にはびっくり。
 電話と同じなんですが、「留守」というモードにしておくと、留守中に訪ねてきた人の顔が記録されて、誰が来たのかあとでまとめて確認できるようになってるんですよ。

 最初はそれがよくわからなくて、「どうやって使うのかな、これ」みたいなノリでガチャガチャとボタンを押してたら、突然見知らぬおっさん(工事関係らしい)の画像がぬッと表示されて「え?……だだだだだれ、この人」と狼狽。
 そうこうしているうちに、営業のGさん(女性)が「私、インターフォン通話のテストしてきますから、中で写るかどうか見ててください」と言って表に出ていき、通じることを確認。
 ところが、戻ってきてボタンを押したら、そのGさんの静止画像がバッと表示され、Gさん「え、なんで私が写ってんの? いつ写ったの?」とかなりうろたえながら必死に「画像削除ボタン」を探してあわあわすることしきり。
 さらにそのあと打ち合わせに訪ねてきたカーテン業者の女性の顔も知らない間に記録されていて……。
 
 どうやらこれって、訪問客がインターフォンを押した瞬間にシャッターが切れるようになってるみたいなんです(留守設定にしたときのみ)。
 でも、訪問客は、押した瞬間に自分の顔が撮影されてるなんて夢にも思っていないんで、どの人もひどく無防備な顔をしている(笑)。
 そのうえ、今日はメチャメチャ暑かったんで、カーテン業者の女性にいたっては「あぢ〜!!!」とうめいている「速水いまいち」のような表情で写っていて、申し訳ないんですけど爆笑しました。
 名誉のために削除しようとしたものの、削除画面にまでなかなかいきつかず、結局我が家のインターフォンにはいまだに「速水いまいち」が残存しています(笑)。

 こんなこと書いちゃうと、皆さん遊びにきてくれなくなっちゃいそうですが、普段は解除できると思いますのでご安心を。
 写真をとられるのがお好きな方は、事前にお申し出くだされば留守設定にしておきますので、見合い写真に使うなり、ブログに載せるなり好きに使ってください。

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この記事へのコメント

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恐るべしインターフォン

「引き渡し」、無事に終わってよかったですね。

今時のインターフォンがそんな機能を持っていたとは知りませんでした。
うかつに押せない…。
人の家を訪ねるときは、インターフォンを押すときから気合をいれないとですね。
  • from ナギ :
  • 2007/08/14 (00:35) :
  • Edit :
  • Res

ヴォイスチェンジ

そうなんですよ。
侮れないんですよ、いまどきのインターフォン。
「ヴォイスチェンジ」なんて機能もあって、これはおそらく女性が出ると危ないときなんかに使うんでしょうね。
ここまでするなら「細木数子ヴァージョン」とかいろいろ声が選べたら楽しいかも。
しつこいセールスには「あんた、地獄に堕ちるわよ!」と一喝。
「なまはげヴァージョン」で「いだずらで押してるやつはいねが〜!」と一喝。
外観はコートダジュールなのに、インターフォン押したら“細木”や“なまはげ”……いったいどんな家だ。
  • from 伊万里@管理人 :
  • 2007/08/14 (22:14) :
  • Edit :
  • Res

ご新居完成おめでとうございます

そうか、そうだったのか引き渡し。
かけがえのない住み処にして財産を引き渡しするんだから、小さな鍵ひとつのこととおろそかにせず、儀式のようにふるまうのですね。

実はわたしも数年前に新築のちっちゃいマンションを引き渡しされる際、ここにあったようなやりとりをした記憶が。
なのに「はぁ? 何をうやうやしくやってんだろこのおじさん。ま、いっか、まじめな人はんだろうね」と上から目線で見守ってしまった記憶が。

その罰があたって、いま、ベランダにくる鳩のつがいの糞と羽毛に悩まされております。
  • from 東山にしこ :
  • 2007/08/18 (11:34) :
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なまはげバージョン

聞いてみたいっ(爆)
なまはげも数子もピンポンダッシュしたら、祟られそうという点で一致する、最強の魔よけですね。

遅ればせながら、新居入居おめでとうございます♪
  • from レミゼ貧乏 :
  • 2007/08/24 (11:44) :
  • Edit :
  • Res

マンションの鍵

>東山さん

たかが鍵、されど鍵ですね。
最後にマンションを引き払うときは、鍵を管理人に返してしまったため、荷物出しに予想外に手間取りました。
自分たちで運びたい重要な荷物だけでもかなりの量があって、台車で何往復もしないと運べないんです。
でも鍵がないとエレベーターホールに入れないので、部屋に最後まで「ロック解除役」の人が残ってなきゃいけなくて、さらに下まで運んだ荷物を見張ってる荷物番の人も必要で、これはちょっと想定外でした。
  • from 伊万里@管理人 :
  • 2007/08/30 (22:30) :
  • Edit :
  • Res

どうやって開けるの?

>レミゼ貧乏さん

あとは「ガッチャマンヴァージョン」で「誰だ、誰だ、誰だ〜♪」とかどうでしょう(←古い…)。
ああ、こんなことで珍しがってる余裕があったこの頃がなつかしい。
今はもう取説読む余裕もなく、必要に迫られながらすべての設備をどうにかこうにか動かしている毎日です。
なんか、窓も説明読まないと難しくて開けられなかったりするところがあるんですよ。
恐るべし、新しい家。
  • from 伊万里@管理人 :
  • 2007/08/30 (23:05) :
  • Edit :
  • Res

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プロフィール

HN:
伊万里
性別:
女性
職業:
劇作家・ライター
趣味:
旅行 骨董 庭仕事

著作



「RE>PLAY〜一度は観たい不滅の定番」

Webサイトで連載していた演劇評をまとめて出版したものです。
「演劇って、興味なくはないけど何を選んだらいいのかわからなくて」………ビギナーが感じがちなそんな敷居の高さを取り払うために書きました。
数多い名作の中から「再演されたことのある作品」に絞り、 唐沢がお勧めの25本について熱く語りたおします。ビギナーからオタクまで、全種適用OK!

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