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古伊万里★新伊万里

劇作家・唐沢伊万里の身辺雑記です

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一代貴族

 一葉会の公演が終わるまで怒濤の日々が続き、終わったら終わったでべつの意味で津波のような日々が続き、気がつけば自分のブログは2ヶ月以上放置状態になっていました。
 もともとそんなに頻繁に更新しているブログではありませんでしたが、2ヶ月放置は我ながらひどいと思う。
 なのに、いまだに定期的に覗いてくださっている皆さん、恐縮でございます m(_ _)m

 なんかなかなか日常生活モードに戻れなかったんですが、今日、久しぶりに観劇してきました。
 アンドリュー・ロイド・ウェーバーの新作ミュージカル「ウーマン・イン・ホワイト」の初日です。
 ロイド・ウェーバーって言えば、パンフ見て知ったんですが、彼が「サー」の称号を得た話は知ってたんだけど、さらにそのあと「一代貴族」の称号を得ていたんですね。
 一代貴族って……なに?! 

 大相撲にも「一代年寄」ってのがありまして、本当は親方を名乗れる資格がある「年寄」の名跡には限りがあって、その「年寄株」を現役引退するまでに取得できなかったお相撲さんは廃業になってしまうんですよ(年寄になれれば相撲協会に残れて定年まで給料がもらえる)。
 で、それを少しでも緩和するためにできたのが「一代年寄」。
 たしか横綱を一定期間つとめて相撲協会に貢献したと思われる力士に与えられるんですよね。これがあれば自分の部屋も開けます。でも一代限定なので、後継者にその名跡を譲ることはできない。かくして名跡が無制限に増えることはない。うまく考えたものです。
 でもなんかせこい。。。
 横綱までいったならそのくらい与えられて当然でしょう。大関でも一定期間以上つとめたならやってもいいくらいだよ。どうせ一代だけならもっと奮発しろよ。

 という話はおいといて。
 「一代年寄」のメリットはわかるんですよ。定年まで給料くれるのは大きいからね。
 でも「一代貴族」のメリットって???
 ロイド・ウェーバーは充分億万長者だと思うし、世の尊敬も集めていると思うし、そうなると単に「名誉」ですよね。
 いや、「単に」っていうのは失礼ですね。すみません。

 べつに「名誉」が無意味だって言ってるわけじゃなくて、日本にも「叙勲」ってありますし、なんか勲章もらうのが「名誉」だってことはわかるんですよ。
 でも「一代貴族」ってそれとは違うニュアンスがあって、「貴族にしてやる」っていう上から目線なのがひっかかります。
 要するに、べつに何をしたというわけでなく、生まれたときから代々貴族の方々がいて、そこからの目線で「あなたは特別に才能もあるし、国に貢献もしたから私たちの仲間に入れてさしあげてもよくってよ」ってことですよね。最初から立ち位置が違うってことですよね。
 しかも「一代」ってわざわざ断るところが……何回も言うようだけどせこい。。。
 「けっ。おめー俺様を誰だと思ってんだよ。しゃらくせえ。そんなもんいらねえよ。そのへんの犬にでもくれてやんな」
 とはロイド・ウェーバーは思わなかったんでしょうか。
 まあ犬にやろうとは思わないでしょうけど。ソフトバンクの犬ならもらうかもしれないけどな。

 「貴族」の仲間入りをすると、どんないいことがあるんだろう。
 園遊会に出るとか……園遊会に出るとか……園遊会に出るとか……(私の想像はそこどまり)。
 日本の庶民にははかりしれないメリットがあるのかもしれませんが、よくわかりません。
 なんか「貴族」というものが、歴史やフィクションの世界にしか存在しないような感覚があるんで、現実で言われると逆に「うそくさい」という印象をもってしまうのかもしれません。
 わかったのは「今でもそんなにありがたがられるものなんだ、貴族って」ということだけ。
 イギリスの階級制度(特に上のほう)は非常に厳密で細かく、イギリス人でもほとんどの人はよくわからないらしいので、私がピンとこないのは当然ですが。

 それにしてもロイド・ウェーバーがねぇ。
 受けちゃいましたか、「一代年寄」を。
 え、違う?
 すいません。まだ疲れが抜けきっていないようです。
 「ウーマン・イン・ホワイト」の感想をアップしようと思いましたが仕切りなおします。

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プロフィール

HN:
伊万里
性別:
女性
職業:
劇作家・ライター
趣味:
旅行 骨董 庭仕事

著作



「RE>PLAY〜一度は観たい不滅の定番」

Webサイトで連載していた演劇評をまとめて出版したものです。
「演劇って、興味なくはないけど何を選んだらいいのかわからなくて」………ビギナーが感じがちなそんな敷居の高さを取り払うために書きました。
数多い名作の中から「再演されたことのある作品」に絞り、 唐沢がお勧めの25本について熱く語りたおします。ビギナーからオタクまで、全種適用OK!

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