古伊万里★新伊万里
劇作家・唐沢伊万里の身辺雑記です
エイッエイッエイッ!
しばらく「家の建て替えネタ」が途切れたのでそちらに戻ります。
仮住まいへの引っ越しが終わり(2月23日)、解体工事に入ったところ(2月26日)で終わってたんですよね。
解体工事は3月7日に終了し、その後しばらくは敷地調査が行われました。
そして関東で桜の開花宣言が行われた翌日の春分の日(3月21日)、「地鎮祭」がとりおこなわれたので今日はその話を…。
「地鎮祭」とは、これから新しい家を建てるときに、その土地の神様に工事の安全を祈願する神道の儀式です。
と一般的には考えられていますが、じつはそれだけでなく、神道では「日本の土地は本来神様が所有しているもの」という考えがあるので、「この土地をお借りして家を建てさせていただきます」と神様にお願いする儀式という意味あいもあるらしいです。
まず最初に、この「地鎮祭」をいつにするかが大騒動でした。
というのも、例によって「風水」の問題があるからです。
風水ライターの友人によると、「家を新しく建てるときに、もっとも重要なのは地鎮祭の日とそこに住み始める日」とのこと。
それプラス「仮住まいへ引っ越す日」というのもあり、まあこれは上記の2つほど吉日にこだわることはないようなのですが、それでも「悪い日」は避けたいところ。
友人に出してもらった候補日を見ながら、ああでもない、こうでもないと議論した結果、2月23日に引っ越して、3月21日に地鎮祭というスケジュールに落ち着きました。
が、この3月21日、じつは「仏滅」だったんです。
一般的には、「吉日にこだわる」といえば「大安」とか「仏滅」とかいったいわゆる「六曜」を考慮しますよね。
それでいくと「地鎮祭を『仏滅』にやっていいのか?」と気にする人も出てくると思います。
ハウスメーカーの方からも「『仏滅』ですけどいいんですか?」と確認の電話がかかってきました。
そう言われると気になってしまうのが人情で、母も「わざわざ『仏滅』にしなくても…」と言い出しました。
でも、風水は「仏滅」とはまったく関係ないし、そもそも「六曜」ってどこから出てきたの?と調べてみると、もともとは「月火水木…」といった曜日の割り当てと同じ類のもので、それを吉凶や運勢と結びつけたのは後世のこじつけという説が有力。
「仏滅」とあっても仏教とは関係ないし、もちろん神道ともキリスト教とも関係ないという。要するに宗教的裏付けはないんですね。
まあ、民間信仰のひとつではあるんでしょうが。
となると、「地鎮祭」は神道の儀式なんだし、神道と関係ない「六曜」にこだわっても意味がないということになります。
そもそも、民間信仰としても「六曜」に今ひとつ説得力がないのは、「吉日」や「凶日」がすべての人にとって共通だということ。「吉日」も「凶日」も人によって異なるほうが自然だと思うんですけどね。
以上のような理由で、「べつに仏滅でもいいじゃん」という結論に落ち着き、21日に地鎮祭をとりおこなうことになったのでした。
3月中旬はずっと冬に逆戻りしたような寒さが続いていたのですが、この日はよく晴れていかにも春らしいうららかな陽気でした。
我が家を訪ねるのは、引越以来1ヶ月ぶりでしたが、家は跡形もなくなり、裏の倉庫だけがポツンと取り残されていました。
地鎮祭は午後1時からでしたが、12時半にはすでに宮司さんが祭場をセッティングし終えて、スタンバイしていました。
この日の出席者は、両親と私と弟、隣りに住んでいる伯父夫婦、ハウスメーカーの営業Gさん、設計士のIさん、そして現場監督のMさんの9名。
最初に、宮司さんより、さらしでできた白の陣羽織のようなものを着用するように言われました(「おみ衣」といって儀式のときに身につけるものだそうです)。
次に、式次第について一通りの説明があったあと、いよいよ式がスタート。
式は以下の要領で進みました。
1.修祓の儀(しゅばつのぎ)
宮司さんがお供え物と祭具、参列者を祓い浄めます。
バサッ……バサッ……。
2.降神の儀(こうじんのぎ)
土の神様(3人いらっしゃるそうです)を神籬(ひもろぎ=祭場中央にしつらえた神様のお降りになる場所)にお呼びします。
このとき、宮司さんが祭壇上にある酒の入った瓶子の蓋をはずし、それが神様ご降臨の合図となります。
3.献饌の儀(けんせんのぎ)
お呼びした神様に「米」「酒」「海の幸」「山の幸」などの供物を献上します。
この供物については施主が用意するように言われることもあるようですが、今回はすべて神社のほうで用意してくださいました(その他、ハウスメーカーさんから一升瓶が1本)。
4.祝詞奏上(のりとそうじょう)
宮司さんが工事の安全と立派な家が建つことを神様に祈願します。
結婚式や葬式でもいつも思うんですが、神道の祝詞って仏教のお経と違って妙にわかりやすいですよね。「このたび、×××(住所)の●●●(建て主)が▲▲▲(ハウスメーカー)に依頼して新しく家を建てますので、トラブルなくうまくいきますようにひとつよろしく」みたいなことを節をつけて奏上しているわけですが、式の厳かさと身近な固有名詞のミスマッチがなんともこそばゆいです。
5.四方祓の儀(しほうばらいのぎ)
さあ、このへんからいよいよ参加形式になってきます。
宮司さんが切麻(きりぬき)と呼ばれる紙吹雪のようなものを家の敷地にあたるエリア(ひもでマーキングしてある)の四隅に撒いて祓い浄め、そのあとをついていった参列者が、順番に御神酒を四隅に流します。
6.地鎮の儀(とこしずめのぎ)
これが地鎮祭の中でクライマックスとなるシーンです。
というか、地鎮祭=これというくらい有名なパフォーマンスでしょう。
敷地のちょうど中央あたりには、「忌砂(いみすな)」と呼ばれる小さな砂山があらかじめ作られています。これはそこの土地そのものを象徴するシンボルですが、ここに初めて鎌・鍬・鋤を入れるという儀式がこれです。
忌砂には草(榊?)が差し込まれていますが、まず最初に「草刈初(くさかりぞめ)」といって木製の儀式用「鎌」で草を刈り取る仕草をします。
これは通常設計者が行います。
次に「穿初(うがちぞめ)」といって、これまた儀式用の「鍬」で忌砂を崩していきます。
これは参列者が順番に行います。
最後に、施工者(今回は工事監督のMさんがやりました)が儀式用の「鋤」で崩した忌砂を平らにならしておしまい。
独特なのは、これらのパフォーマンスを行うときには、計3回「エイッ、エイッ、エイッ」と必ず声に出しながらやらなくてはいけないということ。
こーれーはーかなり恥ずかしいですよ。
いい大人がダミーの鍬ふりかざして「エイッ」って……。ほんとにそんなことするのか?
と思ってたら、トップバッターの設計者Iさんが登場。
さすがに地鎮祭慣れしている感じで、動きに無駄がありません。
Iさんは普段から物静かで落ち着いた方なので、「エイッ」なんて奇声を発するイメージがどうしても浮かばなかったのですが、直前までいつものように落ち着きはらっていたIさん、鎌を手にするや急に鋭い声で「エイッエイッエイッ」と叫び、また何事もなかったようにいつものIさんとなって戻ってきました。
ひー。やっぱり叫んでるよ〜。
キャラ変わってるし。
次に出ていった父はIさんのパフォーマンスに動揺したのか、鍬を入れる順番を間違えたうえ、「エイッ」の声も自信なさげ。
対照的に、次に登場した母は余裕たっぷり。ベルカント唱法で鍛えた発声で無駄に大音量の「エイッエイッエイッ」を披露。
宮司さんに「皆さんもお母さんみたいに元気よくお願いします」と言われて得意そうに戻ってきました。
最後に鋤入れをしたMさんも「鬼退治?」というくらいの大きな声で、結局この日神様に声が届いたのは、Iさん、Mさん、母の3人だけかも…。
7.鎮物埋納の儀(しずめものまいのうのぎ)
これも興味深いパフォーマンスでした。土地の神様にお供えするもの(中身は不明)を詰めた鎮物という小さな磁器の箱があるのですが、それを宮司さんが気合いもろとも忌砂の中に突き刺すんです。
安倍晴明みたいでかっこいい〜。
この箱は工事担当者に渡され、工事の際に中央に埋められるそうです。
8.玉串奉奠(たまぐしほうてん)
仏式の儀式で行う「お焼香」にあたるもの。
玉串とは、榊の小枝に紙垂(しで)をつけたもの。
一人ひとり宮司さんから玉串を渡され、それを二礼二拍手して神様にお供えするのですが、難しいのはこの玉串の向きです。
まず、玉串を渡されたとき、葉の部分が左手に、枝の部分が右手にきます。
これをお供えするときには枝の部分を神様に向けて置くのですが、玉串を右回転させて向きを変えるのが正しいやり方なんだそうです。
でもやってみるとわかるけど、左回転すれば45度で枝は神様のほうに向くんですよ。右回転させると45度プラス180度で225度回転させなきゃいけない。はっきりいって不自然な動きです。
慣れればなんてことないんでしょうけど、玉串奉奠なんて滅多にする機会ないし。この日も「右回り右回り」と念じながらも結局左回りで回転させてしまいました。
9.撤饌の儀(てっせんのぎ)
お供物を下げます。
10.昇神の儀(しょうしんのぎ)
神様にお帰りいただきます。
「降神の儀」と同様、瓶子の蓋を戻すのが神様がお帰りになった合図です。
これで一通りの儀式は終了です。
あとは神饌撤下(しんせんてっか)といって神様のお下がりを皆でいただきます。その場では瓶子に入った御神酒を一口ずついただきました。
その他のお供え物は、カボチャ、なす、キャベツ、ピーマン、大根など。これらはお持ち帰りできましたが、干ししいたけ、昆布などの乾き物は撤収。日持ちするものは使い回されるんだろうか。。。
さらに家内安全のお札も。これは本来は新居の屋根裏に据え付けるらしいですが、ツーバイフォーだと在来工法とはできあがりが違うので、普通に部屋の中に置いてくださいと言われました(南向きか東向きで)。
以上、地鎮祭レポートでした。
そうそう頻繁に立ち会えるイベントではないので、物珍しいことばかりで、かなり満喫してしまいました。
このあとすぐに基礎工事に入りましたが、4月末にはそれも終わるようです。
忙しくてなかなか見にいけないのですが(品川にきてからは西側にいく用事がめっきり減ってしまって…)、基礎工事が終わるあたりから「みどころ」も増えるようなので、今後はなるべく足を運びたいと思っています。
仮住まいへの引っ越しが終わり(2月23日)、解体工事に入ったところ(2月26日)で終わってたんですよね。
解体工事は3月7日に終了し、その後しばらくは敷地調査が行われました。
そして関東で桜の開花宣言が行われた翌日の春分の日(3月21日)、「地鎮祭」がとりおこなわれたので今日はその話を…。
「地鎮祭」とは、これから新しい家を建てるときに、その土地の神様に工事の安全を祈願する神道の儀式です。
と一般的には考えられていますが、じつはそれだけでなく、神道では「日本の土地は本来神様が所有しているもの」という考えがあるので、「この土地をお借りして家を建てさせていただきます」と神様にお願いする儀式という意味あいもあるらしいです。
まず最初に、この「地鎮祭」をいつにするかが大騒動でした。
というのも、例によって「風水」の問題があるからです。
風水ライターの友人によると、「家を新しく建てるときに、もっとも重要なのは地鎮祭の日とそこに住み始める日」とのこと。
それプラス「仮住まいへ引っ越す日」というのもあり、まあこれは上記の2つほど吉日にこだわることはないようなのですが、それでも「悪い日」は避けたいところ。
友人に出してもらった候補日を見ながら、ああでもない、こうでもないと議論した結果、2月23日に引っ越して、3月21日に地鎮祭というスケジュールに落ち着きました。
が、この3月21日、じつは「仏滅」だったんです。
一般的には、「吉日にこだわる」といえば「大安」とか「仏滅」とかいったいわゆる「六曜」を考慮しますよね。
それでいくと「地鎮祭を『仏滅』にやっていいのか?」と気にする人も出てくると思います。
ハウスメーカーの方からも「『仏滅』ですけどいいんですか?」と確認の電話がかかってきました。
そう言われると気になってしまうのが人情で、母も「わざわざ『仏滅』にしなくても…」と言い出しました。
でも、風水は「仏滅」とはまったく関係ないし、そもそも「六曜」ってどこから出てきたの?と調べてみると、もともとは「月火水木…」といった曜日の割り当てと同じ類のもので、それを吉凶や運勢と結びつけたのは後世のこじつけという説が有力。
「仏滅」とあっても仏教とは関係ないし、もちろん神道ともキリスト教とも関係ないという。要するに宗教的裏付けはないんですね。
まあ、民間信仰のひとつではあるんでしょうが。
となると、「地鎮祭」は神道の儀式なんだし、神道と関係ない「六曜」にこだわっても意味がないということになります。
そもそも、民間信仰としても「六曜」に今ひとつ説得力がないのは、「吉日」や「凶日」がすべての人にとって共通だということ。「吉日」も「凶日」も人によって異なるほうが自然だと思うんですけどね。
以上のような理由で、「べつに仏滅でもいいじゃん」という結論に落ち着き、21日に地鎮祭をとりおこなうことになったのでした。
3月中旬はずっと冬に逆戻りしたような寒さが続いていたのですが、この日はよく晴れていかにも春らしいうららかな陽気でした。
我が家を訪ねるのは、引越以来1ヶ月ぶりでしたが、家は跡形もなくなり、裏の倉庫だけがポツンと取り残されていました。
地鎮祭は午後1時からでしたが、12時半にはすでに宮司さんが祭場をセッティングし終えて、スタンバイしていました。
この日の出席者は、両親と私と弟、隣りに住んでいる伯父夫婦、ハウスメーカーの営業Gさん、設計士のIさん、そして現場監督のMさんの9名。
最初に、宮司さんより、さらしでできた白の陣羽織のようなものを着用するように言われました(「おみ衣」といって儀式のときに身につけるものだそうです)。
次に、式次第について一通りの説明があったあと、いよいよ式がスタート。
式は以下の要領で進みました。
1.修祓の儀(しゅばつのぎ)
宮司さんがお供え物と祭具、参列者を祓い浄めます。
バサッ……バサッ……。
2.降神の儀(こうじんのぎ)
土の神様(3人いらっしゃるそうです)を神籬(ひもろぎ=祭場中央にしつらえた神様のお降りになる場所)にお呼びします。
このとき、宮司さんが祭壇上にある酒の入った瓶子の蓋をはずし、それが神様ご降臨の合図となります。
3.献饌の儀(けんせんのぎ)
お呼びした神様に「米」「酒」「海の幸」「山の幸」などの供物を献上します。
この供物については施主が用意するように言われることもあるようですが、今回はすべて神社のほうで用意してくださいました(その他、ハウスメーカーさんから一升瓶が1本)。
4.祝詞奏上(のりとそうじょう)
宮司さんが工事の安全と立派な家が建つことを神様に祈願します。
結婚式や葬式でもいつも思うんですが、神道の祝詞って仏教のお経と違って妙にわかりやすいですよね。「このたび、×××(住所)の●●●(建て主)が▲▲▲(ハウスメーカー)に依頼して新しく家を建てますので、トラブルなくうまくいきますようにひとつよろしく」みたいなことを節をつけて奏上しているわけですが、式の厳かさと身近な固有名詞のミスマッチがなんともこそばゆいです。
5.四方祓の儀(しほうばらいのぎ)
さあ、このへんからいよいよ参加形式になってきます。
宮司さんが切麻(きりぬき)と呼ばれる紙吹雪のようなものを家の敷地にあたるエリア(ひもでマーキングしてある)の四隅に撒いて祓い浄め、そのあとをついていった参列者が、順番に御神酒を四隅に流します。
6.地鎮の儀(とこしずめのぎ)
これが地鎮祭の中でクライマックスとなるシーンです。
というか、地鎮祭=これというくらい有名なパフォーマンスでしょう。
敷地のちょうど中央あたりには、「忌砂(いみすな)」と呼ばれる小さな砂山があらかじめ作られています。これはそこの土地そのものを象徴するシンボルですが、ここに初めて鎌・鍬・鋤を入れるという儀式がこれです。
忌砂には草(榊?)が差し込まれていますが、まず最初に「草刈初(くさかりぞめ)」といって木製の儀式用「鎌」で草を刈り取る仕草をします。
これは通常設計者が行います。
次に「穿初(うがちぞめ)」といって、これまた儀式用の「鍬」で忌砂を崩していきます。
これは参列者が順番に行います。
最後に、施工者(今回は工事監督のMさんがやりました)が儀式用の「鋤」で崩した忌砂を平らにならしておしまい。
独特なのは、これらのパフォーマンスを行うときには、計3回「エイッ、エイッ、エイッ」と必ず声に出しながらやらなくてはいけないということ。
こーれーはーかなり恥ずかしいですよ。
いい大人がダミーの鍬ふりかざして「エイッ」って……。ほんとにそんなことするのか?
と思ってたら、トップバッターの設計者Iさんが登場。
さすがに地鎮祭慣れしている感じで、動きに無駄がありません。
Iさんは普段から物静かで落ち着いた方なので、「エイッ」なんて奇声を発するイメージがどうしても浮かばなかったのですが、直前までいつものように落ち着きはらっていたIさん、鎌を手にするや急に鋭い声で「エイッエイッエイッ」と叫び、また何事もなかったようにいつものIさんとなって戻ってきました。
ひー。やっぱり叫んでるよ〜。

次に出ていった父はIさんのパフォーマンスに動揺したのか、鍬を入れる順番を間違えたうえ、「エイッ」の声も自信なさげ。
対照的に、次に登場した母は余裕たっぷり。ベルカント唱法で鍛えた発声で無駄に大音量の「エイッエイッエイッ」を披露。
宮司さんに「皆さんもお母さんみたいに元気よくお願いします」と言われて得意そうに戻ってきました。
最後に鋤入れをしたMさんも「鬼退治?」というくらいの大きな声で、結局この日神様に声が届いたのは、Iさん、Mさん、母の3人だけかも…。
7.鎮物埋納の儀(しずめものまいのうのぎ)
これも興味深いパフォーマンスでした。土地の神様にお供えするもの(中身は不明)を詰めた鎮物という小さな磁器の箱があるのですが、それを宮司さんが気合いもろとも忌砂の中に突き刺すんです。
安倍晴明みたいでかっこいい〜。

この箱は工事担当者に渡され、工事の際に中央に埋められるそうです。
8.玉串奉奠(たまぐしほうてん)
仏式の儀式で行う「お焼香」にあたるもの。
玉串とは、榊の小枝に紙垂(しで)をつけたもの。
一人ひとり宮司さんから玉串を渡され、それを二礼二拍手して神様にお供えするのですが、難しいのはこの玉串の向きです。
まず、玉串を渡されたとき、葉の部分が左手に、枝の部分が右手にきます。
これをお供えするときには枝の部分を神様に向けて置くのですが、玉串を右回転させて向きを変えるのが正しいやり方なんだそうです。
でもやってみるとわかるけど、左回転すれば45度で枝は神様のほうに向くんですよ。右回転させると45度プラス180度で225度回転させなきゃいけない。はっきりいって不自然な動きです。
慣れればなんてことないんでしょうけど、玉串奉奠なんて滅多にする機会ないし。この日も「右回り右回り」と念じながらも結局左回りで回転させてしまいました。
9.撤饌の儀(てっせんのぎ)
お供物を下げます。
10.昇神の儀(しょうしんのぎ)
神様にお帰りいただきます。
「降神の儀」と同様、瓶子の蓋を戻すのが神様がお帰りになった合図です。
これで一通りの儀式は終了です。
あとは神饌撤下(しんせんてっか)といって神様のお下がりを皆でいただきます。その場では瓶子に入った御神酒を一口ずついただきました。

その他のお供え物は、カボチャ、なす、キャベツ、ピーマン、大根など。これらはお持ち帰りできましたが、干ししいたけ、昆布などの乾き物は撤収。日持ちするものは使い回されるんだろうか。。。
さらに家内安全のお札も。これは本来は新居の屋根裏に据え付けるらしいですが、ツーバイフォーだと在来工法とはできあがりが違うので、普通に部屋の中に置いてくださいと言われました(南向きか東向きで)。
以上、地鎮祭レポートでした。
そうそう頻繁に立ち会えるイベントではないので、物珍しいことばかりで、かなり満喫してしまいました。
このあとすぐに基礎工事に入りましたが、4月末にはそれも終わるようです。
忙しくてなかなか見にいけないのですが(品川にきてからは西側にいく用事がめっきり減ってしまって…)、基礎工事が終わるあたりから「みどころ」も増えるようなので、今後はなるべく足を運びたいと思っています。
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「RE>PLAY〜一度は観たい不滅の定番」
Webサイトで連載していた演劇評をまとめて出版したものです。
「演劇って、興味なくはないけど何を選んだらいいのかわからなくて」………ビギナーが感じがちなそんな敷居の高さを取り払うために書きました。
数多い名作の中から「再演されたことのある作品」に絞り、 唐沢がお勧めの25本について熱く語りたおします。ビギナーからオタクまで、全種適用OK!
Webサイトで連載していた演劇評をまとめて出版したものです。
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数多い名作の中から「再演されたことのある作品」に絞り、 唐沢がお勧めの25本について熱く語りたおします。ビギナーからオタクまで、全種適用OK!
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